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第一回 ~ 財務分析の巻~ 10月25日 |
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テーマ;YKKのキャッシュフロー計算書を要約し、5年間の投資活動を分析しなさい。
今回のチームは… 男 VS 女 !!! 男チーム;水島・石上・湯谷・陳 女チーム;佐々木・小池・葛巻・木村
◎ 男チーム 減価償却費 < 有形固定資産の所得による支出 → 拡大している。 2006まで 減 > 有 2006から 減 < 有 !!! ← 07年フル稼働予定の、60億で建てた中国の第2工場は05年から稼働!? また、裏付けとして… 05~06年のROAの低下もこの第2工場が完全ではなく営業費がかかったため!? もう1つ05年の建物仮勘定が増えている!!
◎ 女チーム 営業活動によるキャッシュフロー > 投資活動によるキャッシュフロー のため、投資活動は営業活動で稼いだ金で賄えている。 長期借入れによる収入が05年に増えているのは、投資活動に当てるため!?!?
男→女への質問 ・投資活動は営業活動により賄えているのに、わざわざ長期借入れをする必要があったのか?? 女→男への質問 ・営業費用と営業費は違います。 営業費用とは営業利益を出すまでに掛かった費用全て。 営業費は販管費など。
建物仮勘定 ROAの分母から建物仮勘定を引いて、使用総資産を使いROAを求め、ROAが安定していれば、建物の未建設が低下の理由かも知れない。
GlobalとMoneyは必ず強く関係している!!! →YKKがいくら日本で金を持っていても、外貨規制があると、現地で借入しなければならない。
連結キャッシュフローは円表示だが、全て円で持っているわけではない。 →収益性・安全性も連結のデータであり、YKK全体としては問題ないが、どこかでは危険かもしれない。
会社概要に従業員数を書くのは、日本の慣行。従業員数をデータとして用いる場合もある。 売上高/従業員数=労働生産性 (有形固定資産/従業員) 労働生産性を高めることは機械化・省人化に繋がる。 ・ 労働集約的……人がイッパイ ・ 資本集約的……機械イッパイ
社債………私募債、公募債
上場企業と非上場企業の違い Go public = 上場 ・みんなの会社、誰が株を持っていても良い。 ・経営者に対してGovernanceがきく。言いたいことが言える。 ・資金調達しやすい。
のれん(営業権)………日本と欧米では処理方法が違う。 =Goodwill 例:100万円の物件を150万円で買う。←50万円がのれん この50万円は20年で償却。
次回、環境分析!!! 内部;どんな人がいるのか?どんな組織か? 外部;どんな客がいるのか?
ケースから読み取る。論理的に推測する。 ケースを読むとき、自分の意識(ポジション)を明確にして読む。 →肯定的か、否定的か
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今回の課題
男チームの分析結果
女チームの分析結果
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