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第二回 ~戦略分析の巻~

 6月7日

 

売上増

低コスト化

 

 

まとめていうと?

 

<テーマ> 

 しまむらの売上増、低コスト化に関わる戦略を整理しなさい。

 

 

<グループ発表>

l  グループ①:川幡(プレゼン) 石上、高澤、湯谷

 

バリューチェーンの図を使い、売上増・低コスト化の戦略をそれぞれ主活動・支援活動に分けて説明していました。

(売上増=大きい矢印の拡大・低コスト化=小さい矢印が縮小)

 

★まとめていうと?★

 しまむらは、売上増よりも低コスト化に力を入れている。

 コスト集中 ⇒ コスト・リーダーシップ

 

低コスト化に力を入れているわけではないのでは?という質問があり、議論が起きました。

 

l  グループ②:陳(プレゼン) 候、木村、葛巻

 

低コスト化については物流・人件費・商品・立地に分けてわかりやすく説明していました。一つ一つの項目について詳しくプレゼンしていました。

 

★まとめていうと?★

 マニュアル・働きやすい職場 = 作業効率化 ⇒ 低コスト

 会社は従業員のもの ⇒ モチベーション↑ ⇒ 売上増

 

会社は従業員のもの ⇒ マニュアル~ の方がいいのでは?という意見があり、変更していました。


 

l  グループ③:小池(プレゼン) 水島、岸本、佐々木

 

売上増・低コスト化のそれぞれについて項目ごとに分けて説明していました。

 

★まとめていうと?★

 Goodlowで低コスト ⇒ 薄利

 良いもの ⇒ 売り方検証 (⇒ 出店) ⇒ 多売

 

 

<先生から>

l  バリューチェーンは今の姿を見るものであり、成長戦略が見えない。これはツールのこわいところである。グループ①は時系列の分析ができていないため、低コスト化に力を入れているという結論しか見えなかった。

l  バリューチェーンは方向性が見えないため、成長戦略のあとに考えると良い。

 

l  しまむらは薄利多売をしてきて『多』が減ってきたため、成長が止まった。

 

l  複数の店舗があるからこそ横持ちができる。低コスト&売上増

 

l  売上増のために大事なこと。まずは差別化⇒低価格⇒成長

l  顧客に価値を訴求する。

 

l  標準化の仕組みを全店舗で共有することによりぶれを修正。

l  出店形態を変えると、複数のマニュアルを作る必要があり、コストがかかる。

l  店舗開発の失敗例としては無印が挙げられる。店ごとのオペレーションがバラバラだった。商品統一ができていなかった。

⇒フォーマットの統一が大切!

 

l  今後のしまむらは?トレンド商品の差別化の追及でやっていけるのか?分離したほうが良いが、分離するとゼロからのスタートとなってしまう。

 

l  グループディスカッションでの注意

   一定の方向にグループで話がまとまるとそれが正しいことのように思い込んでしまい、方向性を引き戻せなくなることがあるので注意すること。