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校名入り名刺入れグッズに 小樽商大学生が企画 北海道新聞2005/10/19朝刊およびHP掲載記事
小樽商大は、学生が企画し大学名を入れた特注の名刺入れを「商大グッズ」と認定し、近く販売する。同大はこれまで、大学名の入った商品を積極的に推奨してこなかったが、まじめなイメージが強い同大にとって、経済的な実践も兼ねた取り組みによって印象度アップを目指す。
「国際取引」を学ぶ四年生五人が、一年がかりで香港の企業と交渉し、試作として中国の関連製造会社に革製の黒色の名刺入れを発注した。二つ折りの名刺入れを開くと、右下の部分に「Otaru University Of Commerce」(小樽商科大学)と英語表記があるほか、校章を入れたえんじ色の外箱も作った。
大学と同窓会がこの名刺入れのことを知り、製作費用を負担。約千個を今後の大学入試説明会で高校生に配ったり、同窓会入会の特典とするほか、大学生協や学生を通じて二百個、販売することにした。
製作に携わった鎌田孝博さん(22)は「実用性があって、長い期間使ってくれるものとして、名刺入れを思いついた」という。
価格は千二百五十円程度にする予定で、販売時期は今後決める。ゼミを担当する中村秀雄教授は「将来的にはもっと売れるような商品を作ることができれば」と話す。
商大の名が入ったグッズはこれまで大学生協が独自にボールペンなどを販売していたが、「大学としてはこれまで自治会が大学祭用に作るTシャツぐらいしか認めてこなかった。本格的に販売に協力するのは今回が初めてになる」(総務課)。
大学では今後、商大グッズを増やす考えで、「商業系大学として販売の実践も行い、さらに大学のPRにも努めたい」と期待している。(猫島一人)
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本年4月より、一原亜貴子(刑法)、河野憲一郎(民事手続法)、齋藤由起(民法)の各教員をお迎えすることになりました。また昨年10月には玉井利幸教員(商法)が本学に赴任されました。フレッシュな顔ぶれに、請うご期待。各教員の略歴は、学報または研究者総覧をご覧ください。
国際取引法担当の中村秀雄教授は2003年11月24日から3日間、本学と学生交換協定を結んでいる、中国甘粛省蘭州大学の招きで同大学を訪問、大学院および学部の法律系学生と、経営管理学院(MBA)の学生に「国際取引法入門、国際取引の実務、国際取引の準拠法、国際取引における紛争解決方法」について講演を行いました。3回の講演にはそれぞれ100人以上の学生が参加して熱心に聞き入っていました。
講演、質問はすべて英語で行われ、中国政府の重点大学のひとつである同大学のレベルと学生の関心の高さがうかがわれました。