Chapter 2

リンクの貼り方

<A HREF="URL"></A>

タグに挟まれた文字をホットテキストと呼びます。これは表示されるとアンダーラインがついて、ここをクリックすることで、他のサイトや自分の他のページへ飛ぶことができます。ただし、他サイトへのリンクと自分の他のページのリンクでは、URLの書き方が少し違います。
他サイトへリンクさせたい時は、次のように正確なURLの指定が必要です。
<A HREF="http://www.din.or.jp/~junko-i/">ホットテキスト</A>

一方、自分の他のページにリンクさせたい時は表示するHTMLファイルが保存されているディレクトリ構造によって、いくつかの指定方法があります。
ファイル名を指定するときは必ず拡張子(.htmまたは.html)もつけてください。

現在表示されているHTMLファイルと同じディレクトリ内のHTMLファイルへのリンクは
<A HREF="ファイル名">ホットテキスト</A>

現在表示されているHTMLファイルよりも下層にあるディレクトリ内のHTMLファイルへのリンクは
<A HREF="ディレクトリ名/ファイル名">ホットテキスト</A>

現在表示されているHTMLファイルよりも上層にあるディレクトリ内のHTMLファイルへのリンクは
<A HREF="../ファイル名">ホットテキスト</A>
これは、複数の階層がある場合には、その数だけ../をつけます。

現在表示されているHTMLファイルと同じ階層で、他のディレクトリ内のHTMLファイルへのリンクは
<A HREF="../ディレクトリ名/ファイル名">ホットテキスト</A>

と、こんな感じです。

次に、同じファイル内の指定した位置(マーカー位置)にジャンプする方法です。
これにはまず、指定したい位置に印をつけなくてはいけません。その為のタグは

<A NAME="マーカー名">テキスト</A>

この場合のテキストはホットテキストとは違いアンダーダインはつきません。
本文の表示と同じです。そしてこのテキストが印をつけた位置という意味になります。
このテキストは省略することもできます。その場合はこのタグの次にある文書がマーカーとして指定されます。
マーカー位置にジャンプした場合は、これらの文がブラウザの画面の最上部に表示されます。

<A HREF="#マーカー名"></A>

マーカー位置にジャンプします。タグに挟まれた文字は他のホットテキストと同じでアンダーラインが引かれ、クリックするとマーカー位置にジャンプします。
マーカー指定の時にははいりませんが、ここではマーカー名の前にが必要です。
これは、同じファイルのマーカー位置へのジャンプでしたが、の前にHTMLファイル名をいれることによって、他のページのマーカー位置にもジャンプできます。

<A HREF="mailto:メールアドレス"></A>

タグに挟まれたホットテキストをクリックするとメールアドレスへメールを送信します。

画像の貼り付け

インターネットでは、現在GIFというファイルと JPEGというファイルが使えるようです。

<IMG SRC="ファイル名">

このタグで貼り付けることができます。ファイル名を指定するときに必ず拡張子(.gifや.jpg)を忘れずにつけてください。このタグを前に説明した<CENTER></CENTER>タグではさむとイメージファイルをセンタリングできます。そしてこのタグにもいくつかオプションが付けられます。

<IMG SRC="ファイル名" WIDTH=幅サイズ HIGHT=高さサイズ>

オリジナルのサイズと違う場合に設定します。サイズの指定はピクセルかブラウザの画面サイズに対するパーセンテージです。ブラウザによって片方だけの指定では元のサイズで表示されてしまう場合もあるようなので、必ず幅と高さ両方の設定をしてください。

<IMG SRC="ファイル名" BORDER=境界線幅>

リンクのところで説明したホットテキストとして、イメージファイルを使うことができます。その場合、このBORDERを設定しないと自動的にイメージファイルの回りにホットテキストであることを示す枠線が表示されます。この枠線を表示したくない場合に BORDER=0と設定すれば、枠線が表示されずにすっきりしたものができます。

<IMG SRC="ファイル名" HSPACE=余白>

イメージの左右の余白を設定します。
省略するとHSPACE=0として表示されます。

<IMG SRC="ファイル名" VSPACE=余白>

イメージの上下の余白を設定します。
省略するとVSPACE=0として表示されます。

<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="top|middle|bottom">

イメージと同じ行に文字をいれる場合に、イメージの位置にたいした上下位置を指定できます。
topは最上部に合わせて表示。 middleは中央。 bottomは最下部です。

<IMG SRC="ファイル名" ALIGN="left|right">

イメージと同じ行に複数行を表示したい場合、こちらを使います。
leftはイメージを画面の左側に表示しイメージの右側に文字を表示します。
rightはイメージを画面の右側に表示し、画面の左端から文字を表示します。

サウンドファイルの付け方

wav・au・MIDI(mid)がバックグラウンドサウンドとして使用できますが、
MIDI(mid)に関してはMIDI音源がないと再生できません。

<BGSOND SRC="ファイル名">

これで、BGMとして指定したファイルが流れることになります。イメージファイルと同様必ずファイル名には拡張子(.wavまたは.auまたは.mid)をつけてください。

<BGSOND SRC="ファイル名" LOOP=回数>

再生する回数を指定します。これを指定しないときは1度だけの再生です。
LOOP=-1を指定するとページを切り替えない限り繰り返し再生されます。

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