基礎数学(2017年度, 後期)
担当者: 赤塚広隆
時限: 火曜3限(昼間コース), 火曜7限(夜間主コース)
講義概要:
本科目では, 初等整数論を学習する.
初等整数論の手法を身につけることは勿論であるが, 初等整数論を学習する中で,
背理法や数学的帰納法, 集合と写像の考え方など, 数学の基礎的な手法も身につけてもらいたい.
成績:
原則として期末試験のみで成績をつける.
講義記録
- 9/26 オリエンテーション.
- 10/3 さまざまな数.
- 10/10 集合.
- 10/17 整数の除法.
- 10/24 約数, 倍数.
- 10/31 昼間, 夜間主コースともに休講.
- 11/7 公約数, 最大公約数.
- 11/14 ユークリッドの互除法.
- 11/21 整数係数一次方程式.
- 11/28 数学的帰納法と和の記号,.
- 12/5 整数係数一次方程式の理論の応用, 問題演習.
- 12/12 合同式I(合同式の定義, 基本性質).
- 12/19 合同式II(フェルマーの小定理を用いた計算など).
- 1/16 写像.
- 1/23 写像(前回の残り)およびフェルマーの小定理の証明.
- 1/30(夜間主), 1/31(昼間), 補講(総復習など).
- 2/6 期末試験, 昼間コース問題,
昼間コース略解;
夜間主コース問題,
夜間主コース略解.
(昼間コース) ほぼ集計が終わりました.
履修者312名のうち310名が期末試験を受験し, 合格者は303名でした.
110点満点で平均点は約82.2点でした.
得点調整についてですが, 96点以上を秀としたいと思います.
即ち, 90--95点の方は89点を成績に, 96点以上を取った方は(獲得点数)-6と100の小さい方を成績とします.
他の方は獲得点数を成績とします.
(2/10)
(昼間コース) 点数の計算はまだ行っていませんが, 一通り答案を見ました.
全体的には良くできていた印象でした.
おそらく90点以上については, 問題用紙の「注意事項」の最後にある得点調整をすることになるかと思います(もう少し緩い基準で調整するかもしれません).
大問7について, 少しコメントしておきます.
問題文にある通り, 「(包含関係について)どちらを証明しているのか明確にして」
とあります.
これが守られていないものは,
例え答案に必要な議論が書かれていたとしても点数なしとしました.
また, よく分からないで文章を書いているのだろうな,
と思った答案についてもかなり辛く減点しました.
また, 「集合」と「集合の元(本問の場合, 数)」の区別ができていないものは若干の減点をしました.
(2/9)
(夜間主コース) 採点を終えました.
履修者56名のうち49名が期末試験を受験し, 合格者は42名でした.
110点満点で平均点は約73.7点でした.
今回は100点以上の点数を取られた方は100点を,
それ以外の方はテストの点数を成績としました.
(2/6)
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