住む場所で、教育の質を左右されない。
すべての教育を受けたい人へ、学びの場を。
地方社会において、高校は最高の教育機関であり、卒業後も地域を支える人的ネットワークの基礎を形成しています。
地域から高校がなくなるということは、この人的ネットワークの再生産ができなくなることを意味し、学校の統廃合は、単に教育機関がなくなるだけでなく、地域社会の衰退を加速する原因となっています。
そもそも、地方高校が選択されなくなっている原因は、卒業後の進路を明確に提示できなくなっていることにあります。
北海道の場合、都市間距離が遠く、進学とともに居住地を移すケースが多く、これがさらに都市部と周辺部の高校の格差を拡大させることになっている実情があります。一度、地域外に出た人々は、その後地域に戻る可能性が低く、進学・就職のタイミングで若い世代が流出する主要な原因となっています。
この問題を解決するためには、地域間での進学あるいは就職に関する格差を埋め、地方の生徒に対して、将来ビジョンを提示する必要があります。
この構想は、「2030年までに高等教育に触れられない道民の数をゼロにする」ことを目標に掲げ、「進学支援型プラットフォーム(以下、PF)」、「リカレント教育型PF」、「教養教育型PF」の三つのプラットフォームで構成されています。
具体的には・・・
小樽商大が、「上川町」「上川大雪酒造」と包括連携協定を結び、コンソーシアム上川を設立しました。
その時の締結式の様子はこちら
ユニバーサル ユニバーシティ構想は、
道内外の企業、自治体、道内大学の連携や各種支援により
北海道の人口減少・進学・雇用の課題を解決するプロジェクトです。
各地方都市の協議体(コンソーシアム)を核として、
中長期的な視野で人材を育成していくための枠組みを構築していきます。
故郷に残ったり、地元に帰って地域のために働く人材を育てる事業です。
人口減を留める一つの解決策としてご興味のある自治体の担当者はお問い合わせください。
地域と全国・全世界をつなげる人材育成は、財政面・業務面において企業様の協力は不可欠です。
このビジョンに賛同してくださる、企業・組織を広く募集しています。
※メールを送信する際は、上記アドレスの*を@に変更してください。
2022年4月、全学的な教育研究支援組織であるグローカル戦略推進センターを中心とした本学の活動を支援いただくための基金を設立いたしました。
使途は下記よりお選びいただけます。詳細については別途ご相談ください。
上川町の子供たちへの将来ビジョンの提供を目指しています