2021.01.28
【重要】令和3年度前期の授業について(2021.1.28)
令和3年1月28日
在学生及び令和3年度入学生 各位
学長 穴沢 眞
教育担当副学長 鈴木 将史
令和3年度前期の授業について
新型コロナウイルス感染症の拡大防止への取組に関しまして,日頃より,ご理解・ご協力をいただき,誠にありがとうございます。
令和2年度におきましては,コロナウイルスの感染拡大・感染リスクの回避を最優先事項として,遠隔手法による講義を基本としつつ,一部,対面授業,ないしは,対面授業と遠隔授業のハイブリッド型の授業を実施いたしましたが,遠隔授業が長期に及んでいることに伴う学生の皆様の苦慮につきましては,十分に認識しているところでございます。
令和3年度前期につきましては,「令和3年度前期の授業実施方針策定にあたっての前提事項」を下記のとおり整理いたしましたが,感染拡大が続く状況下で通学を避けた授業運営を引き続き望む声に応えるとともに,特に,今年度,大学キャンパスで授業を受けられなかった1年次生,そして,来年度入学する新入生への配慮も念頭に,可能な範囲で学内での受講機会を少しずつ増やしていくべく,「令和3年度前期の授業実施方針」を定めましたので,お知らせいたします。
なお,令和3年度前期授業を受講するにあたっての留意点について,現在,整理を進めているところでございます。留意点について,3月上旬に,在学生には学修管理システムmanabaコース「2020年度 学内掲示板」にて,新入生には本学ホームページ「学生へのお知らせ」にて,お知らせする予定でございます。
それでは,今後も新たな情報を適宜お知らせしますので,manabaや本学ホームページでの連絡にご注意ください。また,今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては上記の内容に変更が生じることがありますので,よろしくお願いいたします。
記
【令和3年度前期の授業実施方針策定にあたっての前提事項】
1.令和3年1月段階において,新型コロナウィルスの感染状況が全国的にも拡大の一途を辿っており,収束の見込みが立たないこと
2.新型コロナウィルスのワクチンの開発が進み,一部接種の開始が予定されているものの,医療従事者,基礎疾患のある方,高齢者などへの接種が優先されることから,学生を含めた本学関係者への接種可能時期が見通せないこと
3.令和2年度後期授業において,感染リスク回避を望む教員・学生の要望により,対面授業実施科目についても遠隔授業も取り入れる対応をしており,令和3年度についても同様の措置が必要であることが想定されること
4.大 多数の学生が 学内ネットワークに接続して オンライン授業を受講するための学内の環境整備を計画中であるが ,工事の完了予定は令和3年度末(令和4年2月頃)であるため ,令和3年度は令和2年度と同様のネットワーク環境で授業を実施する必要 があ り,多数の学生がオンライン授業を学内で一斉に受講することは難しいこと
(ただし,大学に登校した学生が学内でオンライン授業を受講できるよう, 学内にfreewifiを設置した自習場所(教室等)を準備し, 開放することを予定している。)
5.「4」の学内ネットワークの状況を踏まえると,学生のオンライン授業の受講環境は自宅が主となる ことから, 学生の通学に伴う移動時間を考慮すると,同日に時間割に基づいた遠隔授業と対面授業を混在させることは引き続き難しいこと
6.令和2年度と同様に, 授業のみならず ,空き時間,休憩時間及び通学時等の学生の行動においても三密を避ける必要があること。また, 通学による感染リスクも考慮し, 学生・教職員の安全を確保しながら授業 運営を行いたいこと
7.新型コロナウィルスの感染状況に大きな変化があった場合には,学期の途中であっても,実施方針及び授業の実施形態について,柔軟に見直していく必要があること