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北海道国立大学機構 Executive MBA(EMBA)プログラム(パイロットコース)”Humanior(フマーニオール)”

「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」(文部科学省委託事業)の取組として、北海道国立大学機構教育イノベーションセンターは、将来の予測が困難で移り変わりが激しい時代に、新たな価値を創造するビジネスリーダーに求められる、ゆたかな人間性を涵養するための学び、認識や意識を変える機会を提供することを目的としたExecutive MBA(EMBA)プログラム”Humanior(フマーニオール)”を実施します。

令和6年度・EMBAプログラム”Humanior(フマーニオール)”ご挨拶

“Humanior”-リーダーが求めるべきものは何か-

Humaniorとはラテン語で、「より人間らしく」を意味します。わたしたちは社会のサステナビリティが危ぶまれ、将来の予測が困難なVUCAの時代に生きています。そのような時代でリーダーの思考と行動は自らの組織だけでなく、自然や社会、次の世代に影響力を及ぼすが故に、リーダーは大きな責任を負っています。

 だからこそ、リーダーには他者に率先してさらなる人間性の向上に努め、これまで培ったスキルや知識を善用することが求められます。つまり、より人間らしくあることは、リーダーの崇高な責任と言っても良いでしょう。人間性に優れたリーダーこそが組織と社会のサステナビリティに貢献し、自らの人生を意義深いものにすることができます。

泉 貴嗣

   【⼩樽商科⼤学⼤学院教員 泉 貴嗣】

 今回のExecutive MBAプログラム“Humanior”では、いまのリーダーと将来のリーダーのために、哲学や宗教学などの人文科学と、環境学や生理学などの自然科学を軸にして、自然、人間、社会への思索を深めるための講義とフィールドワークを北海道で行います。「仕事という日常」を離れた学びは、みなさんの人間性をよりゆたかなものにすることでしょう。講師陣はみなさんがこの機会を活かし、リーダーとしての資質をより高めることを心から期待しています。

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