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令和7年度入学式特設ページ

An entrance ceremony 2025

令和7年度 入学式

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学長 式辞

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 商学部ならびに大学院の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。保護者の皆様のお喜びもいかばかりかと拝察いたします。小樽商科大学の教職員を代表して、新入生の皆さんが本学の一員となることを心から歓迎いたします。
 商学部の皆さんはコロナ禍のなかで中学、高校時代を過ごし、社会が大きく変わる姿を目の当たりにされました。学校での学びやクラブ活動、受験勉強でも大変苦労されたと思います。大学院に入学された方々は専門性の高い勉学や研究のために多くのエネルギーを割かれ、入学を勝ち取られたと思います。多くの困難を乗り越えた皆さんの努力に敬意を表したいと思います。

 大学では皆さんが主体的に学ぶという姿勢が求められます。大学で何をどう学んで行くかは基本的に皆さん一人一人が考えて行かなければなりません。アクティブラーニングや学外での学びも用意されています。特に本学では研究指導、いわゆるゼミが必修となっています。3年生、4年生の2年間、指導教員や他のゼミ生とともに専門分野について少人数で学びます。ゼミでの少人数教育も本学の教育の特徴の一つです。ゼミは専門の学問に触れるだけでなく、部活やサークル活動と並ぶ人格の陶冶の場でもあります。
 大学院においては専門性の高い教育研究が行われます。最先端の研究成果に触れつつ、自ら設定したテーマについて深く掘り下げることが求められます。

 今日、生成AIなどの技術の進歩により知識を持つことの意味が問い直されています。そのようななか、より創造的な発想や思考が重要性を増しています。今後、大学での学びや社会に出てからの学びも大きく変わる可能性があります。常に変化に対応し、自己を高める姿勢を持ち続けて下さい。
 今、世界は急速に変化しています。政治、経済のみならず、先ほど指摘した生成AIなど新しい技術の導入、DXの推進などにより、これまでにない社会が生まれる可能性があります。政治的には米国におけるトランプ大統領の就任により、ウクライナとロシア、さらには中東情勢が変化し始めています。アメリカ第一主義による高関税の導入により、自由貿易は危機を迎えつつあります。そして、グローバルサウスと呼ばれる地域の急速な発展は経済力の地域間のパワーバランスに変化をもたらしています。
 翻って、我が国は経済の長期低迷、東京一極集中、人口減少など多くの課題を抱えています。賃金の上昇や物価の高騰など失われた30年とは異なる動きがあります。しかしながら世界の中での相対的な経済面での地位の低下は否めません。
 私たちは「VUCA」と呼ばれる時代に生きています。これは正解のない時代と言い換えてもいいかもしれません。今、求められていることは自ら課題をみつけ、仮説を立て、これ検証するという姿勢です。単なる知識の習得はその価値を大きく下げています。  また、新しい発想で社会にイノベーションを起こす必要があります。新しいアイデアの95%は新しい組み合わせだといわれています。これは狭い範囲の研究に留まらず、広い視野を持つことや多くの人々との協業によって生まれるものです。皆さん自身が興味を待つ専門分野の勉強だけでなく、学生時代にできるだけ多くの関連する分野、さらには一見、全く関係のないように見える分野にも好奇心を持って勉強の幅を広げてください。VUCAといわれる時代には総合力が問われています。

 2022年4月に本学は帯広畜産大学、北見工業大学と経営統合し、新たに北海道国立大学機構が創設されました。国立三大学の経営統合は我が国でも初めての試みです。しかも、距離が離れた大学の経営統合であり、全国からも注目されています。北海道内の実学を担う三大学の経営統合により、北海道国立大学機構は「実学の知の拠点」となり、北海道経済の発展のため、新たな教育、研究を進めています。
 三大学の経営統合により1年生の段階から他の2大学が提供する科目を履修することができます。これにより、これまで以上に幅広く様々な科目を学ぶことができます。他大学の農学、工学を学ぶ学生とともに学ぶことにより、いわゆる理系の人たちの考え方もより身近なものになるでしょう。3、4年向けのアントレプレナーシップ副専攻プログラムも始まり、学びの幅は広がり、多様性を持つようになります。

 学部の4年間、大学院の修士課程の2年間、そして博士課程の3年間は、皆さんにとってとても貴重な時間です。大学卒業後、そして大学院修了後にそのことを実感されると思います。大学での時間は皆さんの未来を創るための時間です。学生時代に海外に留学するなど明確な目標を設定し、一歩ずつ前進して頂きたいと思います。

 また、これまでの入学式の式辞でも繰り返し述べましたが、13年前、本学のグラウンドにおいて運動クラブの学生が飲酒により死亡するという事故が起こりました。この学生は入学したばかりの1年生でした。亡くなられた学生には心からの哀悼の意を表したいと思います。一方で、私達はこの事故を教訓とし、二度とこのような不幸な事故を起こさないことを誓いました。成人年齢は引き下げられましたが、二十歳未満の飲酒は法律で禁じられています。また、最近は若者が闇バイトに勧誘されるケースも報道されています。カルト集団による勧誘、金銭トラブルなど近年、若者をターゲットとした犯罪や被害が多発しています。大学として、皆さんがこれらの被害にあわぬよう指導もしますが、皆さん自身にも注意深い行動をお願いしたいと思います。
 繰り返しになりますが、大学での時間は皆さんの自身の限りない未来を作り上げる大変貴重な時間です。失敗を恐れず、あらゆることに積極的に挑戦してください。本学は皆さんの挑戦を全力でサポートします。

令和7年4月3日 国立大学法人 北海道国立大学機構

小樽商科大学長 穴沢 眞

北海道国立大学機構理事長 祝辞(ビデオメッセージ)

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北海道国立大学機構 理事長

長谷山 彰

緑丘会理事長 祝辞

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 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。小樽商科大学の同窓会組織緑丘会及び後援会を代表して心よりお祝い申し上げます。
 本日、小樽商科大学の一員として新たな一歩を踏みだす皆さんを、私たちは心から歓迎致します。皆さんがこれまで積み重ねてきた努力が実を結び、新たな学びの場に立っていることに、大きな誇りを感じていることと思います。
これから始まる大学生活への期待に胸を膨らませている方、不安やプレッシャーを感じている方など様々だと思いますが、無限の可能性が広がる時間の始まりです。夢や希望を実現するために与えられた機会を逃すことなく、目の前のことに全力を尽くして進んでください。その経験の全てが人生の礎となり、財産となります。
同時に、皆さんはこれから社会へ羽ばたく準備をする大切な時期に入ります。大学生としての自由とともに、自ら考え、判断し、行動する責任が求められます。成人としての倫理観と良識を持った行動に心がけてください。

 小樽商科大学は1911年に設立され、110年を超える歴史と伝統を持つすばらしい大学です。卒業生は様々な分野で活躍し、商大ブランドは高い評価を受けています。
 2022年4月に北海道国立大学機構を設立し、北海道経済・産業の発展と持続可能な社会への貢献というミッションを掲げスタートしております。
そして、同じ時期に2030年を目標年度とする、小樽商科大学の中長期ビジョンを策定しています。新しいビジョンは「教育」「研究」「社会貢献」の3つのビジョンから構成されており、それぞれ戦略が掲げられ、具体的な計画になっています。商大の特徴や強みを活かした素晴らしい内容となっています。

 新入生の皆さんには、常に真摯に学び続けて欲しいと思います。 教育ビジョンのスローガンは「未知なる時代に立ち向かうための人間力を育成」です。現代は、社会のあらゆる面が急速に変化し、多様化しています。このような社会において求められるのは、単なる知識の習得にとどまらず、柔軟な思考力や問題解決能力を備えた人材です。そのためには専門分野の学習はもちろん、幅広い知識を身につけ、異なる視点から物事を考える力を養うことが不可欠です。
ビジョン実現のための戦略に基づきカリキュラムが見直され、時代のニーズに即した内容が充実し、幅広い分野をカバーしながら、多彩な選択肢を提供するものとなっています。皆さん一人一人が将来をイメージし何を学ぶのかを真剣考え、強い意志を持って「学び」と向き合って欲しいのです。

 学びに関連する事として、「図書館」について触れたいと思います。私は今年の2月に図書館を初めて訪れ、じっくりと見学し、大変驚き、強く印象に残りました。単科大学でありながら50万冊近い図書が整然と保管されており、自習するスペースなども整備されています。図書、本を通して学ぶことは、信頼性の高い情報で深く学ぶことになりますし、偶然の発見もあります。
そして知的空間の中での学習は知識の習得を高め、仲間との交流も生まれると思いますので、是非活用して欲しいと思います。
また、図書館には史料展示室があります。小樽商科大学の歴史が記された貴重な史料が収められており、その意義や由来が分かりやすく説明されています。歴史を学ぶことで、商大の理念や精神を深く理解することにつながると思いますし、誇りやアイデンティティを感じる事と思います。是非、史料展示室にも足を運んでください。
 もうひとつ学生生活で大切にして欲しいことがあります。それは人との出会いです。 大学には異なる考えや文化、経験を持つ学生・教職員が集まっています。多様な価値観に触れたとき、それを拒むのではなく、まずは受け入れ、対話を重ねてください。そしてその違いを尊重し、力に変えて創造性を高めていくことが、皆さん自身の成長につながるのです。

人との出会いについては、受け身ではなく、自ら積極的に広げていってください。授業やゼミ以外にもクラブ・サークル、アルバイト、ボランティアなど様々な活動の機会があると思います。その機会を逃すことなく参加し、多くの人と触れ合うことが皆さんの人間力を高める事にもつながります。学生時代の出会いが生涯の財産になることも少なくありません。

 公益社団法人緑丘会は商大の同窓会組織であり、東京都豊島区池袋「サンシャイン60」の57階に本部があり全国に支部を持っています。
緑丘会の特徴は小さな大学ゆえの絆の強さです。世代を超えて懇親交流を行い、同窓の寄付を財源として大学・学生への支援等を行っています。
皆さんとは、これから様々な活動の中でお会いすることになると思いますが、社会にでてからも商大という絆のもと緑丘会を核にして、つながっていくことになります。

 最後になりますが、皆さんの大学生活は今日から始まります。一日一日を大切にし、自分の可能性を信じて積極的に挑戦してください。そして楽しんでください。皆さんの未来が輝かしいものとなるよう心から応援しています。
 本日は入学、誠におめでとうございます。
          

公益財団法人緑丘会理事長、公益財団法人小樽商科大学後援会理事長

幸坂 眞也

 

同窓会「緑丘会」の紹介

本学卒業生の同窓会であり、大学の行うキャリア開発教育に対する支援及び関連事業の運営支援、並びに就職支援事業の企画・運営、資金支援等を通じて、青年産業人材の健全な育成に寄与することを目的としています。
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 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 只今ご紹介頂きました小樽商大同窓会事務局長の永井です。
私は1976年(S51年)に本学を卒業しました。出身高校は札幌西高です。高校同窓の方もいらっしゃるかと思います。 大学卒業後はゼネコンの大成建設に入社し44年間務めたのち現在の職に就いております。
 さて、皆さんは新しい大学生活に向けて、さぞや期待に胸を膨らませていらっしゃることと思います。 皆さんには、是非この小樽という街に溶け込み小樽商大での学生生活を大いに楽しみ、勉学や部活に励んで頂くよう願っております。 皆さんは大学に入学したばかりで「同窓会」のことも初めて知る事となります。同窓会は「緑の丘の会」と書いて「緑丘会(りょくきゅうかい)」と言います。設立から86年が経過した歴史ある組織でもあります。内閣府から認可された公益法人でもあります。

 本日はこの「緑丘会」ともう一つの組織である「公益財団法人小樽商科大学後援会」の活動について説明をさせて頂きます。
まず1点目、「この二つの組織」は学生の皆さんへ資金援助や講座の提供、就職支援などを行っているという点です。資金援助は、留学生への奨学金授与やTOEICの受験費用、これから皆さんが受講するであろうエバーグリーン講座への助成などです。 これらは卒業生の皆さんから納めて頂いた緑丘会への年会費や後援会への寄付金から助成しており、お世話になった大学への恩返しとして皆さんを応援したい先輩たちの想いが詰まっております。 因みに、これから皆さんも受講されると思いますが、エバーグリーン講座は本学を卒業された先輩諸氏が皆さんに実社会での経験や伝えておきたい事などを講義する正課科目です。緑丘会はその講師の選抜や運営費用を支援しております。 この授業は39年も続いており、学生の皆さんには高い評価をいただいております。是非受講して下さい。 更に、皆さんが就職を考え始められる3年生を中心に250社程度の企業を大学へ招き、企業説明会を実施する就職支援活動も主催しております。 また、学内には「就職相談室」を設置しておりますが、就職に関する相談を受けるのも主に皆さんの先輩諸氏です。

 2点目は、「緑丘会」は全国に24支部、海外にも支部があり、卒業した同窓生に有益な各種イベントを実施しているという点です。転勤等でお住まいが変わっても、それぞれの土地で充実したネットワークに参加いただき、人脈の形成や生活の糧に活かすことができます。  そして、皆さんには同窓会報「緑丘(入学おめでとう号)」をお届けします。ぜひ目を通して頂き、先ずは同窓会の存在と雰囲気を味わって下さい。 また、1昨年1月から学生と同窓会を繋ぐ学生サークル「緑輝星(緑の輝く星と書きます)」が発足されました。ホームカミングパーティーなど各種のイベントも行っています。もしかすると勧誘があるかも知れません。同窓会を知っていただく絶好の機会です。興味を持っていただき是非入会を検討して頂ければ幸いです。

 小樽商大は伝統があり、小規模な大学だからこその一体感があり、先輩達は強いつながりを持ち続け、実社会で活躍し、太くて強いネットワークを築いています。 緑丘会は「小なれど固い絆の同窓会」です。 皆さん、是非この同窓会に関心を持って頂き、仲間になって頂き、お力を貸していただければ大変嬉しい限りです。 皆さんとお会いできる日を楽しみにして同窓会の紹介とさせて頂きます。本日は誠におめでとうございます。

公益社団法人 緑丘会

事務局長 永井健夫

祝辞・祝電

頂戴いたしました祝辞・祝電については、以下のPDFでのご紹介にかえさせていただきます。

令和7年度入学式祝辞・祝電【PDF】

校歌

小樽商科大学校歌

時雨 音羽   作詞
杉山 長谷夫  作曲

(一) 金鱗おどる渺々の
あけぼの称う浪の唄
エルムの花に若人の
涯なきのぞみ数々秘めて
夢うるわしの緑ケ丘よ

(二) 夕陽映える白樺の
梢をわたる風の唄
慈愛の山のふところに
銀翼みがき駿足秘めて
唄ほがらかの緑ケ丘よ

(三) 蒼穹はてず道つきず
はるかに仰ぐ北斗星
栄冠迎うこの胸に
飛躍の力ひととき秘めて
花咲き匂う緑ケ丘よ

(四) 健腕拓く五大洲
凱歌はあがる我母校
感激満てる若人の
血潮に清き教えを秘めて
春永遠の緑ケ丘よ

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JASRAC許諾第E1904223407号

応援歌「若人逍遥の歌」

応援歌「若人逍遥の歌」は、1955年に札幌地検小樽支部長として着任した高島茂氏が作成した逍遥歌の歌詞が大学に献呈され、当時の学生の宮内泰氏が作曲し、今も歌い継がれています。

若人逍遥の歌

高島 茂 作詞
宮内 泰 作曲

(口上) 春風颯々として山河をめぐり
百花繚乱の盛夏となりぬ
霧水来たりて百山紅を呈し
龍田の朔北(と)なれば暗雲天空を覆い嵐を呼び
紅山白山と化しその白雪の中に身を埋める

その厳しき天地のすべ我等が俗世と何の関わりが有ろうか
連山残雪に覆われし頃比の朔北の地に移りし我等なれば
何を悩み何をば求めん

俗世の安楽冥利とは大海に漂う塵の如し
我等その塵に何ぞ命を託さんや
今こそ悪夢より覚醒出でて
打ち寄する荒波の如き熱き血潮を持って杯をかかげん
春宵の暁にいざいざいざ歌わんかな我等が命を

(一) 琅玕融くる緑丘の
春曙を逍遥えば
浪漫の靄に街沈み
風悠久の言葉あり
瀾朶の桜花吹雪つつ
あわただしくも逝く春の
伝統古き学舎に
展ける海のはてしなき

(二) 夏白樺に囁やきて
ハイネの詩を口ずさむ
みめ美わしきまなざしの
又なき時の愛しさ
断崖落ちて波くだけ
オタモイ遠く帆走れば
オタルの嶺々の夕あかね
冴ゆる北斗にうそぶきぬ

(三) 秋簫条の思い濃き
ポプラにかかる雲消えぬ
流転の行旅夢に似て
悩みの思惟を誰か知る
感傷笑うことなかれ
桜ケ丘にたたずみて
泪滂沱と憂愁の
落葉の行方誓うかな

(四) 氷雪海に傾きて
月寒ければ翻とかん
晦冥行路遠けれど
われに港の乙女あり
流星落ちて影もなし
逝く青春の足音に
生命を惜しむ若人は
永却の杯酌まんとす

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応援歌「若人逍遥の歌」の著作権について

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