2020.10.30
教職員紹介
特別修学支援室 杉山先生にインタビュー!~希望を失わない人の思考とは!?~
今日は、企業法学科の多木先生の紹介に続き・・・商大に長く勤めている先生紹介企画第五弾!
特別修学支援室・杉山先生にインタビューしたよ!
心理学です。研究としては、統制感(努力が成果につながるという感覚)や未来展望(未来をどうとらえているかという認識)の機能を探るのが主なテーマです。
苦しい状況でも希望を失わない人がいますが、そのような人たちがどのように感じ、どのような考え方をしているのか、といったことに関心を持っています。
何気ない日常で思っていることも、心理学を通すと面白そうだね
希望を失わない人・・・そんな人の考え方を知ることができたら、どんな状況でも希望をもてる何かのきっかけになりそうだな~
基礎科目の心理学Ⅰと心理学Ⅱを担当しています。
教養科目なので、一般的な心理学について話をしていますが、Ⅰの方は人間全般に共通する心理過程の問題(人間知)、Ⅱでは自己の個性に関わる心理の問題(自分知)に焦点をあてています。
また、専門ゼミでは、卒業研究に向けて心理学の研究を進めるとともに、学生が学生を支援する、ピアサポート活動に取り組んでいます。
ⅠとⅡで目的が違うんだね。
意識しながら講義を受けるとまた、見え方が違うかも!
ピアサポート活動・・・学生が学生を支援するんだね
年齢が近い分、また支援の幅が広がりそうだね!
大学院を修了して、ありがたいことにすぐに商大に採用してもらいました。
今年は24年目となります。商大一筋の大学教員生活です。
先生も商大一筋なんだね♪
遠隔授業のための教材作成は思ったよりも時間を要するものでしたが、本当に伝えるべきことはなにかと自分の授業を振り返る機会にもなっているように感じています。
前期授業でいただいた意見を踏まえて、後期はいろいろ修正を加えていく予定です。
仕事以外では、これまでずっと「積ん読」扱いだった本にとりかかりました。
なかでも、学部学生時代の哲学の教科書を30年ぶりに読み返すことができました。
いつかまた読みたくなるかも、と捨てずにおいた、禅の「十牛図」論に関する本ですが、期待どおり、さまざまな気づきがありました。
時間をかけた分、良い教材ができるよね
コロナ禍がなければ、なかなか遠隔授業のための教材作成って作ろうとすら思わなかっただろうな~
意図せずしてゆっくり本を読む時間ができたって考えると・・・ポジティブ!
小樽商科大学のおすすめや魅力を教えてください!
大学が山の上にあるというのは学生の皆さんにとって不便な点も多いかもしれませんが、図書館の閲覧室や470教室からみえる雄大な風景はこのロケーションならではのものでしょう。
私が学生時代を過ごしたのは都会の繁華街にある大学でしたが、青年期の4年間を、商大のように大きすぎない大学の落ち着いた環境でサークルやゼミの友人と過ごし、興味のある学問に打ち込む、というのもとても素敵だなと感じます。
長くいるほどその気持ちは強くなってきました。
えへへ・・・商大のロケーションは最高だよね!
みんな、素敵な絶景を傍らに、しっかり勉強しようね!
あったら教えて下さい!!
公認心理師として、精神的健康や人間関係の問題、キャリア選択の悩み等についての相談を常時受けつけていますので、遠慮なくご相談いただければと思います。
メールでの相談でも大丈夫です。
また、特別修学支援室教員としては、身体の障がいや発達障がいに関する相談を受けつけています。
詳しくは、学生何でも相談室または特別修学支援室のサイトをご覧ください。
とはいえ、私も人生一回目ですので、わからないことが多くあります。
そのような場合には、一緒に悩み、解決に向けて知恵をしぼっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
何か困ったことがあれば、相談してみよう!!
杉山先生、ありがとうございます!
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