2020.08.07
その他
言語センターの高橋先生より学生のみんなにメッセージが届いたよ!!②
今日は言語センターの高橋先生より学生のみんなにメッセージが届いたから紹介するよ!!
7月17日に引き続き、今回で2回目なんだ!
<1回目>はこちらから!
高橋先生、お願いします!
こんにちは。木々の緑が深くなりました。無人の商大キャンパス周辺では満開の桜に始まり、ライラック、つつじ、藤にあやめと、どれだけの花々が人知れず咲いては散ってしまっただろう。
皆さんは、好きな花は?と聞かれたら何と答えますか?その花の名を、英語で言えるかな?
今日は、私の好きな花のひとつ、紫陽花が似合う音楽を風変りな画像と共に紹介したいと思います。
「紫陽花」の英語名は「hydrangea」。ギリシャ語に由来する「水」を意味する語「Hydr-」と「器」にあたる「angea」からなるそうです。なるほど、「hydrogen」とは水「H2o」の構成要素(水素)だし、「hydr-」と聞くと「水」を連想させますよね。それもそのはず、紫陽花の色はその根が水分を吸い上げる土壌のPh度によって青やピンク、紫に変化するというので、まさに色変わりする「水」を湛えた「器」なわけです。
だからと言って「移り気」「浮気」といった花言葉を当てはめるのは、人間の勝手というもの。だけど、たとえ届かなくとも大事に大切に人を恋い慕う想いもまた、無常な世の中でいつしか移り変わっていくものなのだろうか。
そうでないと前に進めないから?そういえば、あのひともまた「紫陽花が好きだ」と話してくれたことがあった。去年の今頃のことだった。今では私の記憶にしか残っていない、取るに足らない会話の断片に過ぎないけれど。
・・・そんなことを思い出しながら、何処かにいつまでも咲き続ける紫陽花があったなら、という淡い夢が芽生えてきたので形にしちゃいました。ガラスのビーズで編み上げた紫陽花が、たくさんの雨粒を湛えて、皆さんに癒しの光を届けてくれますように。
ずっと変わらない何かを求め続けながら、でも周りが移ろいゆくなかで自分自身も知らず知らずのうちに変わっていくんだろうな。一人ひとりの生き方やスタイルを「色」にたとえる歌って、たくさんあるよね。例えばCyndi Lauper(シンディ・ローパー)の1986年の名曲「True Colors」。世間の、時には非情なまでの人波にもまれながらも、あなたの本当の色「True Colors」を輝かせてって歌ってるんだけど、それって複数形なの。「Color」じゃないんだ。だからなおさら思うわけ、その人の「色」って幾つあったって良いんだし、変わっていくものでもあるんだって。そしてそのどれもが「本当の色」なんだ。
あなただけの色、それがいつ、どんな色であったとしても、褪せることなく輝き続けますように!ちょっとだけ、英語の勉強(?)を交えた、今回のコラムでした。
もしご興味がありましたら、「Y’s Beads Art」で検索すると、上記の作品の動画を見ることができます。ひとつは、「True Colors」にのせて、もう一つは、Sarah Brightman(サラ・ブライトマン)の切なく清らかなバラード「Let it Rain」(2015年)にのせて。消えゆく愛を手放せずに雨にうったえかける歌です。雨粒を浴びて輝くビーズの華の舞いを、ぜひお楽しみください
高橋先生、ありがとうございました。
紫陽花を見る目がちょっと変わりそうだね!!
写真のお花は高橋先生がビーズで作ったそうだよ!器用だなぁ~
ボクもビーズにしてもらえたりするのかな・・・?
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