2020.06.09
お知らせ
「短期講座/履修証明プログラム」を紹介するよ!
みんな、元気!?みんなは、2022年4月に帯広畜産大学と北見工業大学と経営統合することは知っているよね。
今日はその経営統合に向け、帯広畜産大学と北見工業大学の協力の下に実施することとなった「履修証明プログラム/短期講座」の紹介をするね!
担当の小樽商科大学ビジネススクール(OBS)の藤原先生にインタビューしちゃうよ!
商大くんこんにちは!藤原 健祐です。私はリカレント教育の開発・実施を担当しています。よろしくね。
今年9月から、まずは本学のパイロットプログラムとして小樽商科大学ビジネススクールの履修証明プログラム(短期講座)「ヘルスケア×マネジメントコース」(OHeM)を開講することになりました。
履修証明プログラムっていうのは、大学の学位に比べ、より短期間に修得することが可能な、再就職やキャリアアップに役立つ社会人向けの教育プログラムなのです!
本コースは「社会課題の解決と利益創出が両立する健康・医療イノベーションエコシステムの構築促進を目指し、エコシステムを支える人材を育成する。」というのが目的です。
市町村を中心に、住まい、医療、介護、生活支援・介護予防が一体的に提供される「地域包括ケアシステム」の構築に向けた動きが加速しているけど、なかなかスムーズに進んでいないのが現状です・・・。また、少子高齢化が進んでいく中で、「健康寿命の延伸」も重要で、これらはヘルスケアに関する社会課題の一例と言えます。
私たちは、ヘルスケアの担い手として、医療・介護関係機関、調剤薬局、製薬企業、フィットネスジム、生命保険会社など、多くのプレーヤーが存在すると認識しています。
しかし、それぞれのプレーヤーは背景が異なります。そこでこんな風に考えてみました。
背景の異なるプレーヤーがコミュニケーションをとることは難しい
↓
関連するプレーヤーの連携不足
↓
課題解決に至らない。
↓それならば、
コミュニケーションをとるための“共通言語”が必要
↓
「経営学」なら??
定義は「継続的事業体の組織行動である経営に関連して生じる諸課題を実践的に解決するための学問」
↓
関連するプレーヤーが経営学という共通言語をもって連携を強化
↓
社会課題の解決につながる
といった考え方で本コースは設計されているのです。
藤原先生、もう少し詳しく教えてください!!
コンセプトは「ヘルスケア領域における共有価値の創造(CSV: Creating shared value)」です。
社会課題の解決(社会的価値の創出)というと、NPOのようなイメージになりますので、以下のように捉えられます。
ミッション遂行が重要であり大きな利益の創出が難しい
⇒良いソリューションであっても規模を拡大できない
⇒社会全体の利益とまでは言えない
一方、利益創出(経済的価値の創出)というと、イメージとして金銭的営利のみを追求するような企業になるので、極端に言うと、
儲けるためには手段を選ばず、その企業は潤う(税などでは貢献)
⇒社会的価値と経済的価値がトレードオフになる
⇒社会全体の利益とまでは言えない
社会的価値と経済的価値がトレードオフにならない経営がCSV的であると解釈できます。健康や医療に関連する事業はそれ自体が社会的価値を創出していますし、単体の企業でCSVを実現できるところもあると思います。地域に存在する複数のプレーヤーが協働する“エコシステム”として社会的価値と経済的価値を創出することができれば、地域の持続的な発展につながると考えています。同時に、社会課題の解決に向けて社会全体の流れが加速することは、市場の拡大につながるとも考えています。
ちなみに、どんな人たちが受講するの??
経営学を社会課題解決のための共通言語としていますが、自身の所属する組織の課題解決にも当然つながる知識です。ヘルスケア領域の将来にご興味のある方は是非受講をご検討いただきたいです。ただ、履修証明プログラムという限られた時間数なので、経営学の本格的な学びにはOBSへの入学をお薦めします。
藤原先生もOBSの卒業生なんだよね。カッコイイ~☆彡
履修証明プログラム/短期講座「ヘルスケア×マネジメントコース」に興味のある人は詳しくはこちらを見てね。
たくさんの参加を待ってるよ!!!
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