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ブログ「商大くんが行く!」

小樽商大の最新情報を日々発信!

2020.02.04

ブログ学生スタッフ記事

学生紹介

小樽商科大学内のインドカレー店「パンドラ」の店長学生にインタビュー!

こんにちは、ブログ学生スタッフの遠藤・大坂です。

今回は、小樽商科大学学生会館2階にあるインドカレー店「カレーパンドラ」の店長を務める、商大1年生の神門崇晶さんにインタビューをさせていただきました!

神門さん、よろしくお願いします!

 

Q1 商大でカレー店を開こうと思ったきっかけを教えてください。

 一言で言うと、外国人との出会いです。

僕は1年浪人して小樽商科大学に入りました。

「勉強だけの1年にしたくない!」と思い、社会勉強も兼ねて、4月からコンビニバイトを始めました。

5月ごろに1人のアメリカ人がお客様としてご来店されました。

この時ふと、「この人に英語を教えて欲しい!」と感じて、手紙を書き頼んだ事がありました。

その後約半年間の交流を重ねて行くうちに、英語はもちろん文化・価値観の違いなど、学校では決して学べないことを彼から教わりました。

また、彼は今まで会った人の中で最高に良い方でした。高校時代に人間不信になりかけていた僕にとっては、素晴らしい6か月でした。僕を変えてくれました。

この経験があるので、「人との出会い」は極めて重要だと感じています。

 

そんな中、商大に入学して3か月が経った7月、ある大学の職員さんと出会いました。

後日、「友人がカレー屋を小樽で開業したいのだが、本業があるため代わりにやってくれる人を探している」というLINEが来ました。出会ってから2,3週間のことです。

「こんなビッグチャンスはない!」と直感して、カレー屋営業に挑戦することを決意しました。

浪人時代から「いつか起業したい」という思いがあったからです。

アメリカ人の彼との出会いで僕は変わりました。

また、職員さんとの出会いは、僕に人間として成長できるきっかけを与えてくれました。

 

 

Q2 お店をオープンしてみた感想を教えてください。

たくさんの方々に支えられているな、と感じました。

応援してくださっている方々、手伝って下さっているアシスタントの方々、好き勝手させてくれている両親、祖父母、来店してくださるお客様。

なので、感謝を絶対に忘れてはいけないと強く感じました。

当たり前のことですけど、これが極めて重要だなと思います。

 

 

Q3 オープンにあたって苦労したことはありますか?

オープン前後は3,4時間睡眠が5日間続くなど、身体的・精神的にも限界でした。

そのため自分のことだけで精一杯になり、手伝って頂いているアシスタントさんへの感謝を忘れてしまった時がありました。

そんな時に、「感謝の気持ちが足りない」と指摘してくれた友人とは自分の抱えていた事情などを、腹を割って話し合いました。

開店直後にそのような事をはっきりと言ってもらえてよかったと逆に感じています。

彼とは価値観は異なりますが、本音でぶつかり合うことでお互いの考えが分かり合えて、堅い絆が生まれました。

今では、毎日感謝の気持ちを忘れずに、お店に立つことが出来ています。

 

 

Q4 今後カレーパンドラ商大店をどのような存在にしていきたいですか?

 「共創」の場にしたいです。

パンドラの店内は一見殺風景ですが、良く言うと様々な方が入ってこられる「余白」があります。

真っ白なキャンバスをたくさんの色で染めていくイメージです。

これがまさに「共創」で、そこで「競争」が生まれるとより活発な「共創」の場になっていきます。

パンドラ小樽商大店はそんな存在を目指しています。

 

 

Q5 今まで読んだ本の中で、大切にしているものはありますか?

アメリカの学者であるアンジェラ・ダックワース氏の著書、「GRIT」です。

GRITとは簡単にいうと、「やり抜く力」のことです。才能や先天的な能力ではなく、「やり抜く力」が成功の本当の要因である、という内容です。

僕は、この本を読むまではDNAには抗えない、と勝手に信じ込んでいました。

しかし、この本のお陰で、努力することの重要さを再認識しました。

Q1で述べた「人との出会い」は運によって左右されると思います。

ですが、「運も実力のうち」という言葉があります。

これは、運をつかむまでにどれ程の努力を重ねているか、を意味していると思います。

なので、僕は「GRIT」を大切にこれからも生きていきたいと思います。

 

 

Q6 尊敬している人は誰ですか?

お二方いらっしゃいます。

商大大学院卒で、札幌に本社をおき世界展開もしている株式会社INDETAILのCEOである坪井大輔さんです。

彼の著書『WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?』に感銘を受けたことがきっかけでした。

10月に札幌で行われた講演に参加して、実際にお話しさせて頂いたときに、小樽をこうしたいんです!という僕の話を、目を見て聴いて下さった姿に感銘をうけました。それからは、いつか一緒にお仕事をさせて頂くことが目標です。

 

2人目は、フォーブス・ジャパンによる「30 UNDER 30 JAPAN 2019(日本を代表し、世界を変えていく30歳未満の30人)」に選ばれた、安田クリスティーナさんです。

アメリカのNGO InternetBar.org」の理事を務め、難民への電子証明書の発行を目指し活動している偉大な方です。

高校の先輩ということもあり、いつか彼女と同じくらい、世界に貢献できる人物になりたいです。

 

 

Q7 商大生を含め、カレーパンドラを利用してくれる人へメッセージをお願いします!

 「努力を欠かさず、行動力と逃げない心を持ったバカ者になりましょう!  です!

若いうちに、何も考えないで行動に起こしてみるべきだと思います。

きっとそこには自分を応援してくれる人がいて、味方になってくれるはずです。

大きい事を成し遂げる前には、小さな成功体験が必要ですから。

ずっと好きでいて頂けるように、これからも新しいことに挑戦し続けていきます。よろしくお願いします!

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