2022.12.06
ブログ学生スタッフ記事
商大図書館で借りられる本紹介
こんにちは! ブログ学生スタッフ1年の柴田あかりです。
小樽の季節も気が付けば冬になり、すっかり寒くなってしまいましたね。1限目の教室はとても寒いです……。
「読書の秋」は終わってしまいましたが暖かい図書館でこれからも読書はいかがですか! ということで、小樽商科大学附属図書館で借りることのできる、私のおすすめの本を紹介します。
日頃から本を読んでいる読書家の皆さんも、最近本を読んでいない……という皆さんも、ぜひ参考にしてくださいね。
①『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著 新潮新書
2021年に出版され、現在も書店の店頭に並ぶほど人気が途絶えない新書です。
脳にスマホが突き刺さっている帯の画像は、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
人間がスマホに夢中になり、中毒になってしまう原因は、実は我々の祖先にあったのです。
「スマホ脳」になってしまう原因と適切な解消法を紹介していて、今を生きる現代人に読んでほしい一冊です。
私も「あれ、最近スマホ使いすぎているかも……」というときに、すぐ再読しているぐらいの愛読書です!
②『読書する人だけがたどり着ける場所』齋藤孝著 SB新書
NHKの人気番組「にほんごであそぼ」の総合指導者でもある著者は、教育学者として多くの有名な本を出版しながら、毎日読書を続けているそうです。
読書術について触れられた著書は数多く執筆されていますが、この本のメインは「本を読む理由」です。
今やインターネットを使って、様々な情報を得られる時代。しかし、すぐ情報を得て、要らなくなったら捨てる、という現代の様式は、私たちの教養を「浅く」してしまっているのです。
教養を「深く」させるためには、教養を得よう、という構えができる読書が1番効果的である、と著者は言います。
読書を習慣化したいけど、きっかけが見つからない……という人におすすめです。
③『映画を早送りで観る人たち : ファスト映画・ネタバレ — コンテンツ消費の現在形』稲田豊史著 光文社新書
地上波の番組の見逃し配信を無料で見られる「TVer」、月額を払うだけで見放題な「Netflix」や「Amazon Prime Video」、スマホでニュース番組やエンタメを見られる「Abema」など、現代は映像作品が飽和状態になっています。
そんな中、現代人、特に若者(Z世代)を中心に、それらの映像作品を「早送り」や「10秒飛ばし」といった機能を使いながら見ている人が多数いるというのです。今このブログを読んでいるあなた、心当たりがあるのでは……?
アニメやドラマの重要な部分以外は、全て飛ばす。常に1.5倍速に設定して見る。
映像コンテンツの「重要でなさそうな部分」や「数秒の間」というのは、決して不必要なものではありません。むしろ、映像作品として必要である場合が多いです。
それなのに、映像作品を「早送り」や「10秒飛ばし」してまで見る理由とは? 「映像作品を早送りや10秒飛ばしをして見る」という行動を通じて、私たち現代人が今、どのような環境下に置かれて生きているのかを深掘りします。
いかがでしたか?
今回は、私の好きな本のジャンルである新書をご紹介しました。
新書は、踏み込んだことのないジャンルの話でも読みやすい形式の本です。
気になるジャンルの新書があったら、積極的に読んでみてくださいね。
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