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ブログ「商大くんが行く!」

小樽商大の最新情報を日々発信!

2022.10.28

教職員紹介

他人事じゃない!?北海道国立大学機構について、機構本部の職員さんにインタビュー!

こんにちは! ブログ学生スタッフ1年の柴田です。

突然ですが質問です。北海道国立大学機構が何か、説明できますか……?

と言われても、説明できないですよね!

1年生は、入学式の北海道国立大学機構理事長からの祝辞の中で、説明を軽く聞いたかと思います。

ですが、「北海道国立大学機構って結局何だろう……」と思っている商大生が多いでしょう。

そこで今回、北海道国立大学機構本部の職員である 青木龍之介 さんにインタビューをしました!

青木さんは商大出身で、「商大くんが行く!」ブログの学生スタッフだったとのこと。

機構のこと、そして青木さん自身のことについて、たくさんお聞きしました。

 

自己紹介をお願いします!

帯広畜産大学の敷地内にある「北海道国立大学機構本部」の職員です。

大学教職員の給与の計算業務や、職員採用業務を担当しています。

昨年度までは、小樽商科大学の職員でした。

②北海道国立大学機構ができて、三大学が経営統合したメリットとは何ですか?

小樽は「商学」、北見は「工学」、帯広は「農学」というように、それぞれの専門や文化が異なります。

そのため、機構での新しいルールを作り出す過程において
三大学のノウハウが共有しあうところが良いところです。

また、学生さんにおけるメリットでいえば、商学だけでなく工学・農学というように、
幅広い学問に触れられるようになったことだと思います。

 

③機構本部は帯広畜産大学に設置されていますが、帯広はどんなところですか?

帯広はあまり栄えていない、というイメージを持っていましたが、
実際行ってみるとそんなことは全然ありませんでした。飲食店が多いなと感じます。

また、1つ1つの建物の距離が離れていて、帯広はスケールが広いなと思います。

 

ここからは、青木さん自身についてお聞きしていきましょう!

 

④大学から機構本部へと異動することは、とても勇気のいることだと思います。不安はありませんでしたか?

無いと言えばウソになります……。

ですが、異動の話をもらったとき、自分の周りの環境を一新するチャンスだと思いました。

もちろん、商大で一緒に働いていた人たちはいい人ばかりで、とても恵まれた環境でしたよ!

ですが、同じところで働いていると、大きな人の入れ替わりもなく、あまり刺激がないと感じていました。

自分の成長のためにも、機構本部で働くことはめったにない機会だと思い、異動を決めました。

不安というよりも、ワクワクという気持ちのほうが大きかったです。

今はとても新鮮味のある環境で、働くことができています。

 

⑤ 機構職員として、大学職員として、大変だと思うことは何ですか?

機構ならではの大変なことは、ゼロの状態から様々なものを構築していかなければならないことです。

どんなことにも、それぞれの大学にそれぞれのルールがあります。

3大学から職員が集まっているこの機構では、それぞれのルールでやり通すことができません。

お互いに納得できる、新しいルールを構築する。

3大学のノウハウを共有できることは、先ほども述べた通りメリットではありますが、新しいルールを作ることは難しいですね。

 

商大で働いていたときに大変だと思ったことは、学生を助けたいと思う気持ちと、公平性の板挟みの部分です。

学生を助けることが仕事である職員として、助けたい!という気持ちは大きくあるのですが、
気持ちだけでは学生の問題を解決することができません。

学生を助けるためにも、いろいろ決まりがあるからです。そういうとき、学生の希望に応えられず悔しいなと思います。

 

⑥ 青木さんが今、将来やりたいと思っていることは何ですか?

4月から正式に3大学が統合し、機構本部が始動していますが、ここまでの過程はそう簡単なものではなかったと思います。

経営統合というのは、本当に大変なことです。

疲弊しながらも頑張ってくれた職員がいると思うので、そういう人たちが報われるような仕事をしていきたいです。

 

⑦ 最後に、この記事を見ている学生に一言をお願いします!

大学生活には、たくさんの時間があります。
いろんなことにアンテナを張って、
自分が興味を持ったことには積極的に飛び込んでみてください!

その飛び込んだ経験が、それが就職活動の時に自己分析として生かされると思います!

 

青木さん、ありがとうございました!

 

皆さん、北海道国立大学機構についてはよくわかりましたか?

北海道国立大学機構の公式サイトにはより詳しいことが書かれているので、是非覗いてみてくださいね。

これから進化していく北海道国立大学機構に、目が離せないですね!

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