2021.05.08
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日本生態学会北海道地区大会奨励賞受賞者インタビュー!
商大の面白いところとしては、自分の所属している学科ではなく、他の学科のゼミに所属することもできることだよね!
今日は経済学科に所属しながら、一般教育の片山先生のゼミでエゾサンショウウオの研究に取り組んだ4年生の岡村翔さんに、ブログ学生スタッフがインタビューしてきたよ!
岡村さんは昨年度の学生論文賞においてもヘルメス賞(最優秀賞)を受賞されている学生さんなんだ♪
小樽商科大学では珍しい日本生態学会北海道地区大会で奨励賞を受賞した岡村さんは、どんな経験を得られたのかな?
岡村さん、よろしくお願いします!
どのような学会に応募したのですか?
日本生態学会北海道地区大会で大学院生も参加する若手研究者対象の学会賞に応募しました。
小樽商科大学からは一人だったのでアウェーでしたが、有り難いことに奨励賞をいただくことができました。
奨励賞を受賞した研究内容を教えてください!
「ふ化直後のエゾサンショウウオの幼生は、将来エサとなりうるオタマジャクシに反応して形を変える」ということを研究しました!
エゾサンショウウオは、環境に応じて姿を変える適応能力・変身能力がユニークで、その環境にいるカエルのその子ども(オタマジャクシ)がいると、将来それらを食べることができるように成長を加速させ、アゴを大きくするのです!
研究としての新規性があったのは特に、「ふ化直後の変身」を研究したことでした。
どんな研究方法で取り組んだのですか?
北海道大学の天塩研究林で卵を採取して、小樽商科大学内の実験室で飼育と実験を行いました。
エゾサンショウウオとオタマジャクシを一緒に飼育する水槽と、しない水槽に分けるのが重要です。
今回はふ化直後の反応を研究するものだったので割と短期間で、4日目には有意差を確認できました!
天敵のヤゴがいる時はしっぽを長くして遊泳能力を上げ、逃げやすくしたり、エラを発達させて潜水時間を長くしたりすることも判明しています。
研究の着想に至った経緯を教えてください!
商大にサンショウウオがいることに驚き、身近な生き物だったことを知ってひとめぼれしました!
他の研究論文を読んでみると、ふ化直後という点に焦点を当てたものがなかったのです。そこに気づいて着想に至りました!
奨励賞をもらえた要因と感じることはありますか?
テーマがシンプルで伝わりやすかったのが要因だと思っています。
エゾサンショウウオを知らない方や、他の分野の方にも分かりやすく伝えられるように意識して発表しました。
加えて、片山先生が熱心に協力・指導してくださったことも大きいですね。
学会で発表してみた感想はいかがでしたか?
オンラインでの発表だったので、その点は発表しやすかったです。
ただ、結構緊張していて、質疑応答も怖かった…。でも、いい経験になりました!
学会発表に参加したことで、パワーポイントの作り方やプレゼンの仕方など、実際に社会に出たときに役立つような経験も得ることができました。
実際に家でもサンショウウオを飼育しているので、今後は趣味として成長させることを楽しみたいです。
最後に、この記事を見てくれている商大生にメッセージをお願いします!
現在はコロナ渦で人と会いづらいですが、それは逆に一人で何かに取り組むチャンスだとも思います。
是非色々なものに関心を向けて、トライしてみてください!
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