2021.04.27
教職員紹介
言語センター クランキー先生のコロナウイルスについてのインタビュー・・・”その後”がアメリカの新聞とウェブサイトに掲載されたよ!
なかなか収束の見通しがたたない新型コロナウイルス・・・
言語センターのクランキー先生がアメリカの新聞社から、コロナウイルスについてインタビューをされて掲載されたことを覚えてる?
今日は、その後・・・について、またインタビューをされたので紹介しちゃうね!
昨年度の令和2年4月2日に受けたインタビューはこちらから!
日本に在住しているHonegar 高校の卒業生(クランキー先生のこと!)は、人々の笑顔を見ることを熱望している
Rockford Register StarのAlex Gary氏によるクランキー先生へのインタビュー
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は第2次世界大戦以降、最も世界規模に近い問題です。
昨年、Register Starは世界中の各地で活動しているRock River Valleyの出身者19名に、コロナウイルスがどれほど彼らの生活に影響を及ぼしているかインタビューしました。
この数週に渡って、彼らの最新状況を報告し、コロナウイルスが彼らの生活や習慣にどのような変化をもたらしたのかを報告します。
Shawn Clankie氏は、Hononegah高校を1987年に卒業し、現在は日本の小樽商科大学の応用言語学の教授です。小樽は日本の北部の島である北海道にあります。
私はとても幸運だと感じています。
日本でも、アメリカの家族や友人も、私の周りにはコロナウイルスで亡くなった人はいません。
しかし、日本に長く駐留している何人かの友人が、この日本で困難に耐えることよりも、生まれ故郷に戻ることを選択するのを見てきました。
友人が去るのはいつも悲しいものです。
YesでもありNoでもあります。
私の生活は以前のようなものとは程遠いものです。
私は大学の職務で、世界中に出張してきました。
しかし、2019年10月以降、私は北海道を離れていません。
私が教えている大学では、今学期(2021年前期)もほとんどがオンラインで授業が行われようとしています。
対面での授業は、少人数のクラスでは禁止されていませんが、大半の教員たちは依然としてオンライン授業で教えています。
秋学期には教室での対面授業ができるだろうと私たちは希望を持っていますが、それは日本でワクチンを受けることができるかどうかにかかっていると思います。
そして、今までのところ、ファイザー社のワクチンが承認されただけで、ワクチンは少ないです。
良い面を言えば、海外を旅行することがなくなり、私は自分の住んでいる札幌を何マイルも歩き回るようになりました。
時間が空いた時には、今まで目に留めてこなかった近所周辺を色々と歩き回っています。
さらに、読書を、特に旅行記や昔の小説を読むようになりました。
パンデミック前、これまでの経歴のほとんどで、私は何かに駆り立てられ、いつも動き回っていました。
この1年で私はゆっくりと落ち着くことを学びました。
そして、それは結果的に良かったのだと思います。
自分で考えて学ぶことや、より意義のあるプロジェクトを選択して取り組むのに十分な時間をもたらしてくれました。
札幌は私にとって、いつも素敵な街です。
地方のコミュニティならではの連帯感を感じる都市で、ここに住む人たちは素朴で親切です。
それは変わりません。
ほぼ全員がマスクを着用し、外出時でさえそうです。
日本語には、相手の気持ちを熟慮するという意味の”思いやり”という言葉があります。
私はこの1年以上、この様子をずっと見てきましたし、これはコロナウイルスの患者数が少ないのを維持している大きな部分を占めていると信じています。
2つあります。
1つは友人たちと直接一緒にいることができないことです。
私は彼らとディナーを一緒に食べたり、カフェで一緒にくつろぎたいです。
もう1つは単純に人々の笑顔を見ることができないことです。
マスクは確かに必要かつ重要なもので、着用すべきものではありますが、外出時には人々の笑顔が見たいです。
今年のどこかの時点でワクチン接種を受けて、対面で授業ができるようになることを私は望んでいます。
しかし現時点で、日本は国民へのワクチン接種について、アメリカに大きく後れを取っています。
それでも、この北海道で最初のコロナウイルスの感染事例が出てから416日後の現在、状況は驚くほど良くなっています。
去年の今頃、私たちはマスクや消毒液をどこでも見つけることができませんでした。
でも今はどこにでもあります。
うまくいけば、ワクチンもすぐにそうなるでしょう。
平常時に戻るのにはかなり時間がかかるだろうと私は予想しています。その一方で、平常に戻ったときに、これまでの日常生活の中にあったマイナス面までもが戻ってくることを望むつもりはありません。
HPに掲載された原文を読みたい人はこちらから!
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