※前日の記事(OB紹介(1))の続きだよ!前回の記事はこちら!
(3)やりがいを感じるのはどんなときですか。
また社会人になって大変だったことはなんですか。
提供している人材サービスを通じて企業の成長(売上、利益、株価など)に明らかに貢献できたときと、
人材サービスを提供した個人からリピートの転職支援依頼や知人等をご紹介いただき、ご紹介いただいた方から別の方をご紹介ただくというように人脈がどんどん広がっていくときです。
社会や業界の急速な変化の風にさらされ続けてきたことです。
人材サービス業界は私が新卒入社した平成19年当時は急成長中の分野で、コンプライアンスの部分も未整備なところが多くありました。
入社して1年半年後にリーマンショックがあり、人材サービス会社の売上が半減する事態が起き、業界が縮小する中で、
派遣切りなどと呼ばれたように人材サービス会社への社会的な風当たりが強くなり、当時在籍していた会社が業務改善命令を受け、
顧客対応に奔走したことが記憶に残っています。現在の人材サービス業界は日本国内全体での人で不足感や働き方改革の流れもあり好業績が続いています。
しかし、この流れもAI等の技術革新によってビジネスモデルの変化が継続するとみています。
(4)商大で学んだことが活かされたと感じた瞬間はどんなときですか。
企業の経営者を担う方々と商談をする際に経営戦略、マーケティング、会計、組織、法律、IT知識など、
経営全般についての知識をベースとして話をすることができることです。
人材サービスの会社に入社する方は特に会計の知識のある人は圧倒的に少ないです。
その点、商大では一分野だけでなく、経営にまつわる知識が幅広く学習できるところが良かったです。
(5)今後の抱負をお願いします。
私自身は今までの経験も活かしつつ、生まれ育った北海道のために貢献できる仕事をこれからはしたいですし、
お世話になった小樽商科大学に少しでも恩返しができることをしていきたいです。
(6)商大生(や受験生)に一言お願いします!
商大は単科大学だからこその高い専門性があり、大学がコンパクトにまとまっていて先生と学生の距離が近いことは、
学生の主体性次第で大きな学びと成長ができる環境だと思います。また地域にとどまっているだけではなく、
グローカルというコンセプトで海外とも積極的に繋がりを持ち続けていて語学や異文化も学べるというのは他の国立大と比較しても贅沢だと思います。
グローバルで物事が動き、変化の激しい世の中だからこそ、商大で学ぶことが社会で役に立つと確信しています。
道西さん,ありがとうございました!
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