附属図書館では「行動経済学」のミニ展示をしているよ!
行動経済学ってどんな学問なのかな?
「人は必ずしも合理的な選択をしない」ことに着目して、これまでの経済学では
説明できなかった現象や経済行動を解明しようとする学問なんだ。
一見、不合理に見える人の行動にも、一定の法則があり、
選択の際の直感と感情を重視するため、心理学とも深く関係しているんだって。
「1200円、1000円、800円のランチがあったら、どれが一番売れるか?」,
「同じ鎮痛剤が1000円の場合と100円の場合では、どちらの方がよく効くのか?」,
「罰金を科したら、逆に違反が増えてしまったのはなぜか?」
法則性がないと思うようなことにも、実は一定の法則性があるみたい。
とってもおもしろそうだね!
2002年にダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を受賞して、
ブームに火をつけたベストセラー『予想どおりに不合理』をはじめ、
行動経済学を漫画で解説した『ヘンテコノミクス』など、
初めてでもわかりやすい本もそろっているよ。
これから夏休み、本を読むチャンスだね。
是非、図書館に足を運んでみてね。
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