普段、みんなはどんなふうに図書館を利用しているかな?
自習スペース? 無線LANの利用? スマホの充電? 友達とおしゃべり?
もちろん、自由に使っていいんだけど(ただし飲食は禁止だよ?)、
せっかくの図書館、「知らない本に出会ってみる」のはどうかな??
今日は、そんな時に役立つ(かもしれない)本を紹介するね!
(1)読んでいない本について堂々と語る方法/ ピエール・バイヤール著; 大浦康介訳
GB 12.1||00128||346005(ちくま学芸文庫[ハ-46-1])
……はい、出オチだね。しょっぱなから、いきなり、「本を読まない」本。
だけどこれこそ、本を読む前に読みたい本の代表格!!
本を読むのが苦手な人は、この一冊だけがんばってみてほしいな。
読んでいない・読みたくもない本について、どうしても論じなきゃいけない。
レポートや講義の課題で、そんな状況になった時、助けになってくれるかも!
(2) 読まされ図書室/ 小林聡美著
G 9.2||05175||348317(宝島社文庫)
続いて紹介するのは、人に薦められた本をひたすら読んだエッセイ集だよ。
(1)とは正反対の本だね。筆者の小林さんが、時に四苦八苦しながら、
本とがっぷり四つに組んでいる様子が目に浮かんできたなぁ。
老若男女、さまざまな推薦者が挙げる本は、一癖も二癖もあるものばかり。
読書案内・読書エッセイとして、読みやすく面白い本だったよ。
(3) 面白い本/ 成毛眞著
GB 12.1||00087||328461(岩波新書 新赤版1409)
もっと面白い本/ 成毛眞著
GB 12.1||00087||333641(岩波新書 新赤版1468)
最後は、タイトルそのまま、筆者が読んだ面白い本を紹介する本だよ。
驚くべきはその量で、『面白い本』は100冊、続編である『もっと面白い本』は70点。
ひとりの人が読んで「面白い!」と思って紹介文を書くには、かなり多い気するね。
内容はノンフィクションを紹介し、「どこ(何)が面白かったか」のキモを簡潔にまとめるスタイル。紹介された本全ては読めなくても、世の中にはこんなに面白いことがあるんだ、と読んでるだけで楽しい気分になったよ!
興味が湧いた本があったなら,是非読んでみてね!
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