今日は、商学科4年の丹生谷果歩さんから、交換留学について報告してもらうよ。
よろしくお願いします!
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1.簡単に自己紹介をお願いします!
商学科4年の丹生谷果歩です。英語の勉強や海外での生活に興味があり、商大に入ってからは、今回の留学の他にも、イギリス、ニュージーランドへ語学留学をしました。
2. 留学先はどこですか?
アメリカのミシガン州カラマズー市にあるウェスタンミシガン大学です。秋、春学期の八ヶ月間留学しました。
(上から見たメインキャンパス。これでも一部です。)
(このWを踏むと単位を落とすというジンクスがあり、みんな避けて通ります。)
3.どんな国、学校、授業でしたか?
私が暮らしたカラマズー市は人口約75000人の小さな街です。製薬や医療機器ビジネス、ギターのギブソンで有名で、またかつてはセロリの街と言われるほどセロリの生産が盛んだったようです。気候は札幌や小樽よりやや暖かく、日照時間も長めです。雪は道民からすると多くはありませんが、私が行った2017年~18年の冬は気温が過去25年で最も低かったようで、マイナス18度になった日もありました!
大学は、1903年創立で約23000人の学生が通っています。学部もたくさんありますが、特に心理学と航空学が有名です。ビジネスの学部も、経営、マーケティング、会計、金融、広告プロモーションなど、様々なプログラムがあり非常に人気のようでした。
私の専攻は商学ですが、留学先ではアメリカや世界の国の文化を学びたかったので、人文科学の授業を中心に二学期あわせて八科目履修しました。音楽学部もあるのでロックやジャズの歴史を学ぶ授業もとりました。形式は、レクチャーやディスカッション、オンラインなどで、規模も授業により違います。成績は中間と最終だけ、というよりも頻繁にクイズと呼ばれる小テストやオンライン課題、エッセイ、試験などがあり、それらを総合して成績をつけるという形式でした。放課後や週末も課題にたくさん時間をとられ大変でしたが、それだけ時間をかけて真剣に取り組むことができたので良かったと思っています。
(ダウンタウンにある公園。八月下旬です。)
(数年前にできたダイニングセンター。オシャレでいろいろな国、地域の料理があります。)
4.留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。
大学での授業の他にも、様々なことを経験でき楽しかったです。例えば、大学の日本センターが提供する小学校での日本文化を教えるボランティア、言語交換のプログラムやバディプログラムを通した日本や国際交流に興味のある学生との交流、冬休みを利用してのホームステイ、言語センター主催の会話サークル、キリスト教団体の提供するバイブルスタディなどです。普段あまり積極的ではないのですが、興味があることがあったらチャレンジし、行動力もこの留学で身についたと思います。そのおかげで、また絶対に再会したいと思えるような人たちに出会うことができました。
また、WMUは国際色豊かな大学で、マイノリティグループの学生や留学生もたくさん在籍しています。私が特に親しくなった友人もミャンマーとメキシコからの移民でした。互いの国の文化や言語などについて語ったり、レストランや家で料理を一緒に食べたり、隣町までドライブに行ったりとたくさんの思い出ができました。外国人の友人が増えると今までよりも世界が小さく感じられるようになり、とてもおもしろいなと思いました。
(アメリカ、ミャンマ-、メキシコ人の友人と韓国レストランにて。)
(ポットラックもしました。食事はとりそびれました…)
(会話サークルにて)
5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。
私は今回の長期留学を決意するのが遅く、商大を5年間かけて卒業することになりました。ですが、努力次第で奨学金ももらえ、本当にいいプログラムですし、社会人になるとなかなか学生のときほど留学のチャンスはないと思うので、この記事を読んでくださった方で「もう留学なんて遅い…」と思っている方も、いろいろな可能性を考えてぜひ検討してみてほしいです。就職活動に影響も多少ありますが、自分次第でなんとでもなります。今まで出会ったことのないような人や土地に出会いたくさんのことを学ぶことで、今後の自分の成長にもつながります。行って良かったと思えるはずなので、ぜひチャレンジしてみてください。
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