商大くんがいく!

商大くんがいく!のトップへ戻る

◆ 2017/11/21 留学報告(バイロイト) ◆

今日は、ドイツのバイロイト大学に留学していた、

梶礼哉さんから留学報告をしてもらうよ!

 

----------------------

1.簡単に自己紹介をお願いします!

こんにちは、梶礼哉(かじ・れいや)です。夜間主コースの3年生で、羽村ゼミに所属しています。

 

2. 留学先はどこですか?

ドイツバイロイト大学へ、1学期間いました。商大でドイツ語の講義を2年間履修したのでずっとドイツに行ってみたかったんです。ベルリン経済法律大学にするか随分迷いましたが、「田舎町の方がドイツらしさが残っているんじゃないか」と思い、バイロイトにしました。

20171114studyabroadreport_german_01.jpg

構内に植物園があるほど大きな大学でした

 

3.どんな国、学校、授業でしたか?

バイロイトは小さな街です。イメージ的にも気候的にも、小樽とそれほど変わらない気がします。街並みは本当に美しく、歴史を感じました。一方でサイクリングロードがよく整備されていて、住んでいた寮から大学まで自転車で走って行くのがすごく気持ち良かったです。留学生や移民が多いからか、外国人にも優しい街でした。

大学は総合大学で院生・留学生も多く、本当にいろんな人がいました。英語で経営学の授業を履修するつもりだったのですが、いざ行ってみるとほとんどの講義がドイツ語で開講されていて、必死に英語で開講されている講義を探して履修しました。結局は院生向けの文学の講義などを履修することとなり大変でしたが、そこで出会った先生や学生には大いに刺激を受けました。休日も図書館は賑わっていましたし、講義中のディスカッションでは積極的に発言している学生がほとんどでした。自分の勉強に対する姿勢を考えさせられました……。

20171114studyabroadreport_german_02.jpg

市内中心部は石畳の道が広がっていて雰囲気がよく、散歩するのが楽しかったです。

 

4.留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。

今回の留学が初めての海外・一人暮らしだったので余計に不安でしたが、終わってみると本当に楽しかったです。バイロイト大学には世界中から留学生が集まってきていて、色んな国の話を聞くことができました。韓国の学生の飲み会の文化や恋愛事情の話は、特に面白かったです。(笑)日本人学生も数人来ていて、異国にいても心細さを感じることは少なかったです。国籍にかかわらず、すてきな友人・先輩に出会えたのは大きな財産になりました。

また、市民の野球チーム『バイロイト・ブレーブス』に入れてもらい、週末は屈強なドイツ人たちと試合をしていました。野球はドイツではマイナースポーツで、ミスを恐れず楽しもう!という明るい雰囲気がありました。チームメイトの年齢層が広く、いろんな世代の人と野球を通して友達になれるのが面白かったです。下は10歳、上は50代までいました。僕がピッチャーをやったこともあって、キャッチャーの選手とは特に仲良くなりました。

中学校の野球部にはあまり馴染めず、「どうして3年間も無理して野球なんてやったんだろう」とモヤモヤした思いを抱えていたので、今回の留学でそれが成仏された気がします。(笑)

人生において無駄なことなんて何一つ無いのかもしれない、という教訓を得ました

20171114studyabroadreport_german_03.JPG

試合後にチームメイトと。

 

5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。

お金や語学力について不安に思う方も多いかもしれませんが、奨学金制度も充実していますし語学力は勉強すれば伸びます。たとえ伸びなくても、行ってしまえばどうにかなります。行きたいと思うのであれば、諦めずに色んな可能性を探ってみてください。

個人的には、大学でやりたいことを見つけられずにいる人こそ留学に行ってみてほしいと思います(逆に言うと、すでに日本でやりたいことを見つけて頑張っている人は、無理してまで留学に行くことは無いんじゃないかと思います)。準備する中でも現地で生活する中でも、嫌という程自分自身について見つめ直す機会があると思います。環境が大きく変わることで、自分自身と日本のことが以前よりもよくわかるようになるはずです。また、繰り返しになりますが、留学に行かなければ100パーセント関わることのなかった魅力的な人々に出会うこともできるのは最高です。去年の今頃はバイロイトで出会った人たちのことを一人も知らなかったのだな、と思うと逆に不思議な気持ちになるくらいです。

商大の国際交流室の職員さんはみんな親身になって相談に乗ってくれると思いますし、これまで商大くんブログに登場した先輩たちも同じように話を聞いてくれると思います。困っている人は、まず誰かに相談してみてください。きっと道がひらけます。がんばってくださ い!

 

--------

 

ありがとうございました!

梶さんの言う通り、

日本で何気なく過ごしている日常、

当たり前だと思っていたことが通じない、

というような異文化の中に身を置くことは日本では体験できないし、

いつもと違った視点から自分を見つめ直す、いいきっかけになるね。

 

 11月の後半には、平成30年度第II期派遣(来年の9月頃に出発)の留学説明会・応募が行われるよ!

 留学を考えている人は、掲示をこまめにチェックしてね!

«前の記事へ

次の記事へ»

メインメニュー
小樽商科大学

〒047-8501
小樽市緑3丁目5番21号
アクセスはこちら
Tel:0134-27-5206(代表)
kouhou*office.otaru-uc.ac.jp
(「*」を半角に変えてお送りください)

©2010 Otaru University of Commerce.