今日は、ロシアのロシア極東連邦総合大学に留学した、
山保くんの留学報告を紹介するよ!
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1.簡単に自己紹介をお願いします!
商学科3年 山保直之です。
2. 留学先はどこですか?
ロシア・ウラジオストクにある極東連邦総合大学です。
3.どんな国、学校、授業でしたか?
メチャメチャ寒い国です。
僕が留学していたウラジオストクは秋頃は北海道とほとんど変わらない気候なのですが、冬になると平均-15度くらいが当たり前です。加えて港町特有の海風が吹き込んでいて、体感温度はもっと低かったです。(寒すぎて頭が痛くなる経験は初めてでした。冬ロシアに行く方は厚手の帽子を持っていきましょう)
町並みは「東洋のサンフランシスコ」と呼ばれるほど美しく、アジアにありながらヨーロッパ調の建築物が並ぶ不思議な光景でした。また、中国や韓国と近く、ユーラシア各地と鉄道で結ばれていることからアジア系の移民が多く、彼らの経営する料理屋や露店が市内各地にあり、アジア人が盛んに活動している姿が印象的でした。
→町の中心部 スヴェトランスカヤ通りにて
大学は数年前に移転したばかりで、学生寮や教室はとてもきれいでした。ウラジオストクの中心部から離れていて治安もとても良いのですが、近辺にお店が一切ないのでバスで40分ほどかけて市街地へ食料品の買い出しや飲み会に繰り出していました。
授業は90分授業を一日2コマ、月曜日から金曜日まで5日が基本でした。授業内容は会話、文法、聞き取り、読解の4種類で、どの授業も必ず発言をしなければならず、ただそこにいて聞き流すだけでは出席が認められません。授業はもちろんすべてロシア語で行われます。
僕はロシアに来た当初「はい」「いいえ」「ありがとう」くらいしかロシア語が話せなかったのですが、留学終了時には友人と円滑にコミュニケーションがとれるレベルにまで成長しました。ですので、今ロシア語が話せなくても大丈夫です。優しい先生方が実践的な授業で鍛え上げてくれます。
4.留学生活はいかがでしたか。
(大変だったこと)
直近の記憶を振り返るととても楽しい留学生活でしたが、水道水が飲めなかったりトイレの紙を専用のごみ箱に捨てるなど、序盤はロシアの生活に慣れるのがとても大変でした。また、文化の違いや言葉の壁、孤独感が原因でストレスが溜まり、精神的に辛かったのですが、ルームメイトが色々な行事に誘ってくれて、そこで友達を作って悩みをお互いに打ち明けることで解決しました。
→国際交流祭 ベトナムの学生と
(楽しかったこと)
多種多様な背景を持つ友人たちと交流を重ねるにつれてロシアの多様な文化に興味を持ち、それを探求することにハマっていきました。特にシベリア系のロシア人の話に強く惹かれ、留学の中盤にシベリア中央部に位置するバイカル湖及びその周辺にバックパック旅行をしてきました。3月初旬ながら-30℃という厳しい気候(寒すぎて持っていた携帯が壊れました笑)でしたが、目的であったバイカル湖やダツァン(仏閣)を見たときの感動は今でも忘れられません。また、道中シベリア鉄道や旅先のホステル、お泊りしたご家庭で今まで学んできたロシア語を実践し、自分の表現が上手く通じたことが嬉しく、今後のロシア語学習のモチベーションにも繋がりました。
→3月のバイカル湖
(驚いたこと)
友人の別荘(ダーチャ)に呼ばれたときにバーニャと呼ばれるロシア式サウナを体験しました。これは蒸し風呂に入ってひと汗かき、その後外に出て体を冷やし、また蒸し風呂と交互に出入りすることでリフレッシュするものです。ロシアに来たならぜひやってみよう。と誘われたのはいいのですが、外は-20℃、1月の寒空です。翌日はしっかり風邪を引きました笑
→バーニャ、小屋からボイラーまで全部手作り!
5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。
恐れずに一歩踏み出してみよう。
僕自身初めての海外かつ長期留学だったので未知のことも多く、色々な人の助けを借りながら日常生活、お店、コミュニティ、友人等々手探りで情報を集めて少しずつ行動範囲を広げていきました。その結果得られた経験は自らの見聞を広め、今後の人生の指針につながったと思っています。そしてこれは留学先だからやる。といったことではなく、自分が今いる場所でもできること、すべきことだと思います。
留学をしたいと考えている人は是非自分の行動範囲を広げることに挑戦してみてはいかがでしょうか。
→友人達と日本食レストラン前にて
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山保さんありがとうございました!
今回の留学では、徹底的にロシア語を磨いてきたみたいだね!
ロシア極東連邦大学では、こうした長期(交換)留学だけでなく、
短期留学(サマープログラム)もあるから、
ロシア語に興味がある人は、短期留学から初めて雰囲気をつかむのもいいかもしれないね。
興味がある人は、情報収集してみようね!
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