こんにちは! 市原ゼミ3期生の上野将太朗です。
このたび市原ゼミでは3期生となる3年生が主導して新たな学生ベンチャーを起業し、先日6/1(木)に法務局にて正式な手続きを行って参りました。新会社は、「株式会社AiLLiS」と言います!ゼミとしては、1期生により起業された株式会社Cac-tusに続き2社目となり、また大学としては4社目の株式会社になります!
会社名(商号)のAiLLiS(アイリス)は、商大の附属図書館入口に書かれている格言『Ars Longa Vita Brevis』に由来します。これは、図書館Web-siteによると、Hippocrates(紀元前460-375 年頃)の「箴言」第1 章冒頭にある言葉(ギリシア語)をラテン語に訳したもので、ラテン語訳から英訳に至り、「Art is Long Life is Short」として広まっています。元来の趣旨は、「人生は短いが、医術を修得するのに要する年月は果てしなく長い。」であったとのことですが、現在では、「生命は短く、学術は永い。」「少年老い易く学成り難し」という意味で用いられるようになったようです。
株式会社AiLLiSでは、この商大が掲げる格言を体現できる学生像を目標として、ひきつづき「学生の力で地元小樽・北海道の活性化!」を経営理念に、会計コンサルティング活動や地方創成事業など、これまでの株式会社Cac-tusとしての活動をより一層発展させていく予定です!
また、市原ゼミでは、財務会計論、特に企業価値評価(valuation)を主な研究テーマとして学んでいますが、各人が任意で興味のあるテーマを設定し、様々なプロジェクトを行っています。以下で現在予定されているプロジェクトについていくつか紹介していきたいと思います。
■「北洋銀行ものづくりテクノフェア」「ビジネスEXPO」
このたび、道内企業や大学、支援機関等が一同に集合するこれらの展示会・商談会に出店させていただくことになりました!北海道庁との共同プロジェクト「SOYA 移住・定住推進事業」などこれまでのゼミの取り組みや現在のプロジェクトを紹介し、小樽商大の魅力を道内外の企業に存分にアピールしていきたいと思います!
■株式上場アカデミー
北海道経済を牽引し、今後株式上場を目指す道内企業20社以上の代表取締役の方々が会員となって構成される勉強会に参加させて頂いています。株式会社AiLLiSのニューヨーク証券取引所(NYSE)への上場を目指し勉強に邁進しています!
■小樽発ものづくり企業が拓くまち・ひと・しごとづくりプロジェクト
小樽で生まれ日本経済を支える全国企業へと成長を遂げた“ものづくり企業”の成功要因と課題を探ります。ここでは、商大と同じく「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」に取り組む国立大学法人室蘭工業大学の清水一道先生の「ものづくり目利き塾」への参加や、室蘭にある(株)日本製鋼所にも訪問予定です。ちなみに(株)日本製鋼所では、現在も続く作刀作業や、戦前の政軍財界の有力者の人たちも訪れた歴史的建造物「瑞泉閣(迎賓館)」など、事業以外にも魅力にあふれた企業であり訪問が非常に楽しみです。
この他にも、ゼミで学んだ企業価値評価(valuation)の手法の実践学習として、日本を代表するいくつかの企業への「企業訪問・ヒアリング調査」に挑む予定です。また、財務会計、財務管理、金融、ファイナンスの総合的学習の集大成として、「金融商品開発」にも挑戦する予定です。
最後に、市原ゼミ3年生の各メンバーから意気込みを紹介します。
〇(商学科3年、(株)AiLLiS取締役)斉藤里奈
ヒアリング調査や北洋銀行ものづくりテクノフェアへの出展などで、色々な企業の方とお会いするのが楽しみです!アクティブに、ビジネスの現場により近いところで活動できるように頑張ります!
〇(商学科3年、(株)AiLLiS取締役副社長)澤村朱音
今回(株)AiLLiSに副社長として参画することになりました3年の澤村です。実際に会社経営に携わりながら、社会で第一線に立つ人々と関わっていくことで、ビジネススキルの向上や幅広い実践的な知識を得ていきたいと思います。よろしくお願いします!
〇(経済学科3年、(株)AiLLiS取締役)政岡栞
ゼミの活動を通じて、自分を成長させる糧になるよう、精一杯活動していきます!
〇(商学科3年、(株)AiLLiS監査役)東本眞弥
(株)AiLLiSの名前のもとになった諺である『少年老いやすく学成り難し』は株式会社運営のみならず普段の活動全般でも意識できる諺だと思っています。早くから行動していれば多くのことを学べる、実践できるという意味を持った株式会社で在学中に色々なことに挑戦していきたいです。
〇(経済学科3年、(株)AiLLiS代表取締役社長)上野将太朗
時間とはあっという間に過ぎてしまうもので、学業やビジネススキルの習得・ビジネスの実践を早いうちから行い、密にしていきたいです。そんな時間意識についての戒めとしてAiLLiSは名付けられました。来年の今頃には悔いの残さぬよう残りの学生生活を過ごしたいです。学びを実践的な活動に活かせるように、全力で自身のプロジェクトに取り組んでいきたいと思っています。
研究成果はゼミのWeb-Site等で情報発信をしていきますのでご覧ください!
【Web-Site】http://cac-tus.wix.com/cactus
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