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◆ 2017/03/18 教職員のおすすめ本をご紹介!~第3弾 ◆

第2弾に引き続き、今日は、図書館で開催中の企画展示「COMPASS」(推し本プロジェクト)のお知らせ第3弾として、進路選択の参考になる二冊をご紹介するよ!

 

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企業法学科 南 健悟 先生の推し本・推薦文

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○書名:『ヘンな論文』/ サンキュータツオ著

○推薦文

「「研究は「役に立つ」ではない。いかに「楽しむか」だ!」

 世の中、「役に立つ研究かどうか」と聞かれることがあります。そもそも「役に立つ」とはどういう意味なのかもよくわからないですが(お金になる研究という意味でしょうか?)、大学での研究というのは、まずは、それを研究すると「楽しい!」と感じることが大事ではないでしょうか。この本は、その研究者が「楽しい!」と感じた研究がふんだんに盛り込まれています。大学講師でお笑い芸人でもある漫才コンビ・米粒写経のサンキュータツオさんが紹介する世の中に存在する変な論文を紹介する一冊。学科選択や卒論で迷ったあなたに、きっと新しい研究の世界を教えてくれるでしょう(笑)

 

図書館職員 中筋 知恵 さんの推し本・推薦文

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○書名:「クリスマスの思い出」「あるクリスマス」

『誕生日の子どもたち』/ トルーマン・カポーティ  より

○推薦文

「忘れないで あなたの原風景」

 イノセントでいたい、けれど、成熟しなければ…20代前半の皆さんは様々な迷いを抱えていることでしょう。この本の作者、トルーマン・カポーティは子供時代の純粋さを原風景に、珠玉の作品を生み出しました。皆さんが子供時代に味わった喜びや悲しみは、きっと生涯あなたに寄り添い、支えてくれる力となります。この短篇集の二つの作品「クリスマスの思い出」「あるクリスマス」を読むと、30代をとうに越えたカポーティが昨日のことのように鮮やかに幼年時代の光景を描いていることに驚かされます。そして、彼の小説家としての原点が見えてきます。職業や学業など幾多の進路選択に際し、原風景に立ち返って自分自身を見つめ直すことの大切さを、この二編は教えてくれます。

 

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「「研究は「役に立つ」ではない。いかに「楽しむか」だ!」という先生の言葉は、学科選択や卒論で迷っているみなさんを大いに励まし、背中を押してくれることでしょう。岐路に立ったときに、ぜひ手に取ってほしい本たちです!

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