今日は、3月末を持って退職される先生方へのインタビューをお届けするよ!
第一弾は,社会情報学科の特任教授 小笠原春彦先生です!
それでは小笠原先生,よろしくお願いいたします。
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◇小樽商大に何年くらい勤めておられましたか?
22年足らずです。
◇小樽商大での研究分野、または教えておられた分野を教えてください。
統計科学を研究していました。最初は計量心理学から入って多くの変数の関連を少数の潜在的な変数で説明する因子分析や能力検査の正答・誤答の確率モデルである項目反応理論をやっていました。その後、より一般的な各種統計量について確率を用いた性質の解明に向かいました。
◇商大の教員生活の中で一番楽しかった思い出を教えてください。
予想以上に研究が進展したときでしょうか。自信のあったものがあまり評価されないことはしばしばで、逆にそうでない研究が評価されることもありました。
◇小樽市に住んでいて(通っていて)、一番の思い出は何ですか?
小樽商大に最初に赴任した年が大雪でびっくりしました。毎年こんな感じかと思いましたが、そんなことはなくて安心したことを思い出します。
◇商大生のいいところはどこだと思いますか?
学生時代をよく楽しんでいる点でしょう。なかには楽しみ過ぎじゃないかと思う場合もありますが、若いときの学生時代は一回だけであることを意識しているかのように見えます。
◇商大生のみなさんにメッセージをお願いします。
自分探しをするなということです。自分以外に宝物を見つけるように本当の自分を探すよりも、宝物のような自分を自ら努力して作ろう。授業に出席しないで単位だけを取得しようというのはそのような努力を著しく欠いている。怠惰は転落への近道でしかないことを意識しよう。
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