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◆ 2017/01/27 「冬」をテーマに図書紹介! ◆

みんな,今日も寒いね!

北海道ならではの冬の寒さを楽しむために,図書館のみなさんから「冬」をテーマとした本を紹介してもらったよ。

それでは,おねがいします!!

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『ホームレス歌人のいた冬』/ 三山喬

請求記号:G 9.2||04223||319194

リーマンショック後、朝日新聞の投稿花壇に現れた「公田耕一」を名乗るホームレス歌人。

その作品は反響を呼び紙面に何度も登場したが、忽然と姿を消した。

その正体を探るべく元新聞記者である筆者が9カ月にわたる取材を行ったノンフィクション!

ミステリー小説のような謎の人物に迫っていく面白さとホームレスという社会的背景が読み込める1冊です。

 

『去年の冬、きみと別れ』/ 中村文則

請求記号:G 9.2||04852||335743

死刑囚の本を書くことを編集者に依頼されたライターが二度の殺人を追っていくが…。

鬱々とした空気の中、騙し騙され結末には衝撃が待っています。

 

 

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『白』(百年文庫; 68).

請求記号:G 9.1||00707||322422

『雪』(百年文庫; 25).

請求記号:G 9.1||00707||321749

近代文学の名作短編を3話くらいずつ収載した百年文庫のなかにも、

冬をテーマにした作品がいくつかあります。

上記2冊などはいかがでしょうか?

特におすすめなのは、『白』の中の短編

梶井基次郎「冬の蠅」です。

結核を患う若者が、伊豆の山奥で一人療養しています。

絶望と孤独のなかで、居室に棲みついた蠅たちを観察し、共に日光浴をして心を通わせてゆくように見えますが…

共鳴しあう命と、残酷な運命について深く考えさせられる作品です。

 

すべて貸出できますので、ぜひ読んでみてください!

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図書館のみなさん,ありがとうございました!

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