みんな,今日も寒いね!
北海道ならではの冬の寒さを楽しむために,図書館のみなさんから「冬」をテーマとした本を紹介してもらったよ。
それでは,おねがいします!!
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『ホームレス歌人のいた冬』/ 三山喬
請求記号:G 9.2||04223||319194
リーマンショック後、朝日新聞の投稿花壇に現れた「公田耕一」を名乗るホームレス歌人。
その作品は反響を呼び紙面に何度も登場したが、忽然と姿を消した。
その正体を探るべく元新聞記者である筆者が9カ月にわたる取材を行ったノンフィクション!
ミステリー小説のような謎の人物に迫っていく面白さとホームレスという社会的背景が読み込める1冊です。
『去年の冬、きみと別れ』/ 中村文則
請求記号:G 9.2||04852||335743
死刑囚の本を書くことを編集者に依頼されたライターが二度の殺人を追っていくが…。
鬱々とした空気の中、騙し騙され結末には衝撃が待っています。
『白』(百年文庫; 68).
請求記号:G 9.1||00707||322422
『雪』(百年文庫; 25).
請求記号:G 9.1||00707||321749
近代文学の名作短編を3話くらいずつ収載した百年文庫のなかにも、
冬をテーマにした作品がいくつかあります。
上記2冊などはいかがでしょうか?
特におすすめなのは、『白』の中の短編
梶井基次郎「冬の蠅」です。
結核を患う若者が、伊豆の山奥で一人療養しています。
絶望と孤独のなかで、居室に棲みついた蠅たちを観察し、共に日光浴をして心を通わせてゆくように見えますが…
共鳴しあう命と、残酷な運命について深く考えさせられる作品です。
すべて貸出できますので、ぜひ読んでみてください!
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図書館のみなさん,ありがとうございました!
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