11月11日(金)、商大へ海外からの研究者を招いて国際シンポジウムが開催されたんだ!
中国からの留学生で博士後期課程に在籍するジョヒンさんが報告をしてくれたよ!
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皆さん、こんにちは!!留学生のジョヒンです。
11月11日(金)、第10回東アジア3大学国際シンポジウム及び国際シンポジウムが開催されました!
東アジア3大学国際シンポジウムは今年で10周年となるので、今回は、中国の東北財経大学と韓国の忠南大学の他に、アメリカのレスリー大学や、ベトナム国家大学ホーチミン市国際大学、マレーシアのマラヤ大学とニュージランドのオタゴ大学からの研究者もいらっしゃり、東アジア及び環太平洋の経済統合と企業活動をめぐる議論が盛んに行われました。
当日は、午前10時にシンポジウムの開会式が始まりました。主催者である商大の和田学長による歓迎の言葉に続き、来賓の忠南大学と東北財経大学の代表者はシンポジウムへの期待を込めて挨拶をされました。
開会式のあと、直ちに研究発表のセッションに入りました。「Economic Integration and Business in East Asia」といったテーマに沿い、発表の会場は「Business Management」と「Economics」に分かれていました。
「Business Management」の会場では、まずは忠南大学のPARK先生が日本の「道の駅」の農村の経済と観光への効果に注目し、韓国に応用する可能性について課題を提示しました。日本と韓国をつなげる新規的な視点だったので、出席者皆が興味深そうに聞いていました。
その次に、東北財経大学のYOU先生がマネジメントと組織調査のメカニズムの捕らえ方についてお話しました。この分野の若者の研究者にとってはすごく役に立てる内容でした。
最後は商大の手島先生の発表でした。手島先生は日本の二つの企業のケースから、出資資本の重要性について強調していました。
研究方向がそれぞれ異なりますが、互いの研究に対して、質問応答のやりとりを通して、学術的なコミュニケーションがうまくできたことは明らかです。
「Economics」の会場では、同じく忠南大学、東北財経大学と商大の研究者の研究報告が三件行われました。経済分野において盛んに議論されている課題について活発な意見交換が行われました。
午後の国際シンポジウムは「環太平洋の経済統合と企業活動」をテーマとして開催され、まずは、オタゴ大学(ニュージーランド)、マラヤ大学(マレーシア)、レスリー大学(アメリカ)、ベトナム国家大学ホーチミン市国際大学(ベトナム)からいらした研究者の研究報告が行われました。
最後は今回参加した全ての大学からの研究者によりパネルディスカッションが行われました。
下記の写真の通り、活発な議論がされて、学術の交流には国境がないことが改めて実感しました。
最後は記念写真の時間です。次回の3大学シンポジウムは韓国の忠南大学で開催されます。皆さんとの再会が楽しみですね!
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ジョヒンさん、ありがとうございました!
商大では国際的な研究交流も活発に行われているんだね!
次回商大で開催されるのは3年後の予定。楽しみだね。
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