市原啓善先生ゼミから、実学教育の一環として、学生のみで、ルタオブランドを展開する(株)ケイシイシイの本社(北海道千歳市)を訪問した時のレポートが届いたよ!商大生が(株)ケイシイシイの本社をヒアリング調査に訪れるのは初めてなんだって!では、レポートをお願いいたします。
====================================================
先日、学生ベンチャー株式会社Cac-tusを運営する市原ゼミの3年次学生たちが、北海道千歳市にある(株)ケイシイシイの本社工場へヒアリング調査に伺ってきました。(株)ケイシイシイは、小樽の堺町通りに旗艦店舗を構え、日本内外で大人気となっている洋菓子ドゥーブルフロマージュのルタオブランドを展開している企業です。
訪問の目的は、証券アナリストや機関投資家、投資ファンドなどが投資先企業に対して実施しているヒアリング調査の実践学習です。
訪問前には、分析対象企業についての予備調査(事前分析)を行います。具体的に、ゼミでの基礎学習を活かして、企業のディスクロージャー情報(経営戦略や会計情報)や文献に実際にあたり、経営分析と財務分析(企業価値評価)を実施して臨みます。
そのため訪問時には、予備調査で構築した仮説や疑問点、ディスクロージャー情報からは把握できなかった事項についての確認が中心となります。実際に企業の担当者様と接することにより、社風はもちろん、経営戦略の浸透度、コーポレートガバナンスやコンプライアンスなどの重要性の認識度合いといった、企業の総合的評価には欠かせない定性データの確認も行うことができます。
会計ゼミとして分析を進めてきた財務情報や財務戦略についてはもちろんのこと、商品開発やブランド戦略、マーケティング戦略への考え方について、証券アナリストを意識しながらのヒアリング調査をさせて頂き、大変貴重なお話を伺うことができました。
【訪問学生(一部)の感想】
○(経済学科3年)杉田春香さん:
「普段関わることのない企業の人事の方や企画開発課の方にお会いしてお話を伺うことができ、貴重な時間を過ごすことができました。私たちが質問したこと一つ一つに、丁寧に答えてくださりました。今回伺ってきたことを活かし、更に詳しく企業分析をしていきたいです。」
○(商学科 3年)新山博司くん:
「前日から少し緊張していましたが、実際お話が始まると緊張が解けました。質問に対する御回答に予想外のものやなるほどと驚かされるものがありました。自分の考え・知識がまだまだだったと改めて感じさせられ、もっと深い考えが出来るように、知識の習得をしていきたいと思いました!」
○(経済学科3年)林 賢侑くん:
「今回のヒアリングにより、あらかじめルタオについて調査・分析した内容をより深めることができ、有意義な時間を過ごすことができました!」
研究成果は今後も、市原ゼミ・(株)Cac-tusのWeb-Siteでも情報発信をしていきますのでご覧ください!
【Web-Site】http://cac-tus.wix.com/cactus
【謝辞】御多用の折にも関わらず迎え入れて頂きました(株)ケイシイシイと御担当者様には心より感謝申し上げます。
==================================================
市原ゼミのみなさん、報告していただきありがとうございました!素晴らしい成果を手に入れた実践学習の様子がありありと浮かんできました。商大生のがんばりを、商大くんも応援しているよ!
〒047-8501
小樽市緑3丁目5番21号
アクセスはこちら
Tel:0134-27-5206(代表)
kouhou*office.otaru-uc.ac.jp
(「*」を半角に変えてお送りください)
©2010 Otaru University of Commerce.