今日は、スペインでの交換留学から帰国した学生さんからの留学報告だよ!
留学に興味のあるみんなは必見だね!
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1.それではさっそく,簡単に自己紹介をお願いします!
商学科3年、水澤唯衣奈です。
2.留学先はどこですか?
約10か月間、スペインのブルゴス大学に留学していました。
町の中心部を流れる川
3.どんな国、学校、授業でしたか?
ブルゴスはスペインの北部のカスティーリャ・イ・レオン州にある町です。冬の気温は氷点下までは下がらず、夏は35度くらいまで上がりますが湿気がないので札幌より住みやすく感じました。また町にはたくさん自然があるので、四季が楽しめました。
ブルゴスには2つ世界遺産があり、特に大聖堂はほんとうに綺麗です。巡礼の主要ルートの通過点でもあるので、小さな町ながらたくさんの巡礼者を見かけました。
また、スペインは午後2時~4時半ごろまでシエスタという休憩の時間があって、だいたいのお店は閉まります。そのかわり、夜はおそくまで出歩く人が多かったです。夜10時でも小さな子がいる家族連れをたくさん見かけるし、お祭りの期間は11時から花火大会があったりして、カルチャーショックでした。
大学は学部ごとに町中に点在していました。私は語学の授業のほかにはマーケティングや観光についての授業をとりました。留学生向けの授業があるわけではないので数は少ないですが、英語で受講できるものもありました。英語での授業はディスカッションが多いのでスピーキングが苦手な私は苦労しましたが、努力したぶん認めてくれるので頑張れました。
4.留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。
私は留学中、途中からアパートシェアをしました。スペインでは若者同士でアパートやマンションをシェアするのが一般的で、男女の区別もないです。シェアされるアパートはピソと呼ばれ、たいていは必要な家具類は備え付けになっているので、留学生はほとんどがピソに住んでいました。留学生同士で一つのピソを借り切っているところでは、週末にみんなが集まってパーティーをしたりしました。
思い出に残っていることは近くの国に旅行したことです。私はイタリアとポーランドに行きましたが、特にポーランドとスペインでは街並みも何もかもまったく違うので新鮮でした。またどっちの国でも一人旅の期間があったのですが、他の旅行者と話したり一緒に観光したり、一人旅ならではの出会いもありました。
そして、辛いこともたくさんありました。授業についていけなかったり、スペイン語の発音を笑われたり、人種差別的な発言をされたりなどです。それでも外国で悲しかったり悔しい思いをしながらも頑張ってだんだん適応していけた経験は留学ならではのものだと思います。
ポーランドの街並み
友達のピソでパーティー
留学生の友達と国内旅行
韓国・中国・日本人でアジア女子会
5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。
特に長期の留学は学生のうちでないとなかなかできないし、交換留学だと奨学金を出してくれる団体も多いので、もし迷っているなら挑戦してみるといいと思います。しかし、事前に語学の勉強をしていくことは本当に重要です。特に非英語圏の大学では他の留学生はその言語を専攻にしている人ばかりなので、最初の交流イベントが多い時期に話せないと辛いです。たぶんどんなに勉強しても現地にいったらまだ足りなかったな、と後悔はするでしょうが、留学中での伸びが変わってくると思います。頑張ってください!
クリスマスのイルミネーション
別の町の大聖堂と
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スペインでの生活では、日本との違いを乗り越えて留学生活楽しめるようになったようだね。
街には世界遺産が2つもあるなんて、ぜひ行ってみたいね!
スペインを含めた第II期の派遣留学(平成29年夏出発)は後期に募集が始まるよ!10月の国際交流週間には留学説明会も開催されるからぜひチェックしてね!
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