商大のインターンシップの水上さんが、商大職員へのインタビューを体験!
テーマは、図書館の展示の企画がどう行われているか。図書館利用者支援係の中筋さんにインタビューしてみたよ!
Q どのように企画を決定するのでしょうか
A パターンとしては、学生さんの動きに合わせたもの、季節に関した展示をするもの、特別に依頼があったもの、イベントに関連したものあったものなど様々です。
学生さんに合わせた展示では、4月には新入生向けのレポートに関する本などの展示をしたり、6月には就職に関したESや面接の対策本の展示を行い、季節的なものですと最近はオリンピックに関する本の展示を行いました。
また、教員と相談しながら特定の分野の本を展示したり、一般の方や緑丘会から寄贈していただいた本の展示も行います。昨年度は市民の方から図書を寄贈していただき、新聞記事もあわせて展示しました。
基本的に、学生さんに借りてほしい本を展示するスタンスです。
Q 展示の仕方や冊数はどのように決定するのでしょうか
A ミニ展示ですと4~50冊が目安です。他大学との蔵書交換展示など、テーブルを用いて100冊ほど展示することもあります。
できるだけ表紙が見えるように展示して、目に付きやすく、学生さんが興味を持って手に取りやすいようにということを意識して展示しています。POP作成も同じように、学生さんの興味を引くようにと意識して作成しています。
Q POPのデザインや内容はどのように決定して作成しているのでしょうか
A 本のタイトルのイメージから作ることもありますし、内容を一目でつかめるようなインパクトのあるイラストをPOPに入れたりもします。本の内容については、一冊一冊読んで書くということは時間的な問題から行うことができないので、前書きや、帯の内容を参考にして作成することも多いです。
Q これまでに行った企画展示で最もやりがいのあった企画を教えてください
A 現在も展示を継続している「就職活動応援」展示は、多くの学生さんが手に取ってくれて、やってよかったと感じました。就職やTOEICに関する本は人気が高く、時期を問わず貸出回数が多いので、学生さんの役に立っていることを実感しています。
また、本屋大賞作品の展示も人気が高く、学生さんが読書を楽しんでくれているのが嬉しいです。
Q 企画をすることでの楽しさややりがいを教えてください
A やはり、展示を見た学生さんが立ち止まって展示を見たり、本を手にとって見てくれたときには喜びを感じます。展示によって、今まで知らなかった分野の学問の魅力に気づいてくれたり、図書館に親しんでもらえると大変嬉しいです。
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中筋さん、ありがとうございました!
真剣に話を聞く、水上さんの姿が印象的なインタビューだったよ。
水上さんはこの後インターンシップで、実際に図書館で企画展示にチャレンジしたよ!
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