こんにちは!
今回は、夏休みにNPO法人ドットジェイピー主催で行われた、
議員インターンシップについてインタビューしてきたよ!
今回インタビューに応じてくれたのは、企業法学科二年の九谷亮太さん!
九谷さんは議員インターンに参加しただけではなく、
現在ドットジェイピーの学生スタッフをやっているそうなんだ!
せっかくの機会なので、みんなが気になることもいろいろ聞いてきたよ!
(文中では、九谷さんの付いていた議員さんをAさんとするよ!)
Q.議員インターンシップに参加しようと思ったきっかけは?
A.ある日、授業開始前にインターンシップの宣伝があり、
そこで参加者の方のお話を聞いたのがきっかけです。
社会システムのせいで苦労をした人が身近にいて、
私はずっと「社会を良くするための制度でなぜ苦しむ人がいるのか」と感じていました。
そういった現状を自分の手で変えたいと思っていたので、その為にもまず参加してみようと思いました。
また、十年近く過ごしてきた自分の地元について何も知らなかったことに気づき、
そのまま生きていく事に危機感を感じたから、というのもあります。
Q.インターンの内容について教えて下さい!
A.Aさんにつきつつ、主に3つの活動に携わっていました。
一つ目は「政策活動」といい、議会に出す質問案や、それに関する資料の作成です。
条例案の草案作成に携わったりもしました。
二つ目は「事務所活動」で、データ入力などの事務作業や来客応対です。
三つ目はAさんが一番力を入れていた活動で、「地域活動」というものです。
これは地域の方々に挨拶へ伺う活動なのですが、
Aさんは「議員の仕事は市民の声を行政に届けること」というモットーを持っており、
地元のイベントにはほぼ参加し、主催者の方一人一人と握手して話を聞いていました。
また、声の届きにくい地域には自ら出向いてお話を聞きに行っていたのを覚えています。
Q.議員さんとはどういう関係性なの?
A.所謂上司部下の関係ではなく、双方向的な関係です。
特にAさんは、「自分以外は皆師匠」という考えを持っていた方だったので、
自分の考えに耳を傾け、尊重してくれました。
毎日、日報という日々の活動報告のようなものを書くのですが、
それで最優秀賞をいただくことができたのも、Aさんの下で働けたからだと思っています。
この賞をもらえて、自分を受け入れてくれたAさんに少しは恩返しができたのかな、と思います。
また、同じ会派の議員さんに付いているインターン生、道議・町議・市議の方々といった、
様々な方と関わる機会も多くありました。
Q.印象に残ったことは?
A.「動静報告会」というものを行った際、人の入りが多く会場に入りきらないことがありました。
総勢700人の方が集まってくださったのですが、Aさんがその700人一人一人と握手し、
お話を聞いていたのはとてもよく覚えています。
また、Aさんが私のことをブログに書いてくださったり、
地元の方が自分の顔を覚えていて激励してくださった時は
「政治は固い世界ではなく、人と人との繋がりの世界なのだ」と強く感じました。
Q.インターンを終えての感想を聞かせてください!
A.今までは、自分の中で世界が完結していました。
しかし、Aさんをはじめとした様々な方と接する中で価値観が変わっていき、
「人と人との繋がり」の大事さを学ぶことができました。
自分のやりたい事や将来の夢もはっきりしていなかったのですが、
今回の経験を経て地元を良くしたいと強く思うようになり、今は地元の町議会議員になることが夢です。
Q.商大生に一言お願いします!
A.インターンシップについて知らない方は、
まず「インターンシップについて知る」ことから始めてほしいです。
お金も出ないのに何しに行くんだ、という感じだとは思いますが、
絶対に、学生だからこそ学べるような、お金では買えないものを得る機会になります!
やってみようかな、と思っている方は是非参加して欲しいです。
このインターンで、「あの時ああしていれば……」というような、
「積極的でなかった後悔」を耳にする機会が度々ありました。
やらなかった後悔というのは後々引きずるので、
四年間ただ過ごすだけでいいのか、と思っている方には特に参加して欲しいです!
九谷さん、どうもありがとう!
九谷さんもAさんも、とても真っ直ぐで熱い人だね!
お話を聞く中で、価値観が変わるような素晴らしい体験だったんだな、というのがすごく伝わってきたよ!
今回のインターンには、1年生も参加していたんだって!
これから春季の議員インターンシップも行われる予定なので、
学年を問わず、少しでも興味のある方はぜひとも参加してみよう!
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