図書館3Fの本が少しきれいになったよ!(その1)
この間、図書館で古い本を借りたんだ。そしたら、その本が古いのに「ツルツルで、ピカピカ」していたんだ。これは、取材しなければいけないと思い、よく「おすすめ本」の投稿をしてくれる図書係の原田さんを捕まえた。
(図1をクリックすると大きくなります。)
本をきれいにする作業は、5月位から始まったらしい。対象となった本は、図書館3Fの学生用図書、約5万冊(詳しくは、図1.を参照)。作業は主に、次の3点を念頭に置きながら行われた。
1、図書館改修後の3F図書の汚れ方の規則性を見つけること。
2、背ラベルのとおり並んでいない図書を見つけて正しい位置に戻すと同時に、本棚全体の清掃。
3、図書の天(テン)(図2.を参照)の層になっている埃と汚れを主なターゲットとして取り除くこと(新旧、全ての図書)。
特に、比重が置かれたのは、「3.の約5万冊の本をきれいにすること。」
(図2をクリックすると大きくなります。)
作業は、ほぼ毎日行われ、8月上旬に終了。この作業の結果、新しい本も古い本も等しく、本の「天」(テン)が、ツルツルに・・・。一冊、一冊、力を込めて埃や汚れを取り除いたとのこと。んーん、嘘くさい。
ぼくは、あのスペースに本が5万冊もあるはずがないと思い、概算で、検算した。本棚には、横に50冊位(平均30冊とカウント)本を並べることができて、本棚は、7段、本棚は横に7つ並んでいて、それが37列あった。算式にすると、「30冊×7段×7個×37列=54,390冊」。約5万冊という数字には間違いなさそうだ。次に、古い本全部の「天」が、新しい本と同様にツルツルなんて…。何冊か古そうな本を集めて、検証した。どの本も、「天」に経年の変色はあるものの、触感は、ツルツルだった。もちろん、本の表紙等は、少し汚れが残っている。古い本、中位の本、新しい本、約5万冊が全てツルツルになるなんて、どういう方法を使ったのだろう。また、毎日、少しずつ作業したと言っていたが、1日、100冊作業したとして、1人では、500日、2人で250日、5人で100日かかる。実際は何人でやったのか。原田さんに、もう少し突っ込んで取材しないと、まだ、記事は書けない。
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