商大くんがいく！

今日は、附属図書館利用者支援係の中筋さんから図書の紹介があったので掲載するよ！

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ご紹介したいのは、下の本「南三陸から　2011.3.11～2011.9.11」です。

宮城南三陸町で写真館を営んでいたカメラマンが、震災前と震災後の街の様子を克明にカメラに収めています。震災前の町は、一面のヒマワリ畑が美しい、ごく平凡な漁村でした。平和な夏の夜の盆踊りの写真が悲しく胸を打ちます。津波が徐々に市街地を呑みこんでゆく様子に、筆者は冷静にカメラを向けています。

 

下の写真は、私が2012年4月末に南三陸町を訪れた時のものです。

宿泊したホテルの窓から海が一望でした。沢山のいのちを呑みこんだとはとても思えない、穏やかな海でした。夜通し潮騒が優しく響いていました。ウミネコがひっきりなしに鳴き交わし、驚くほど目の前まで来てくれました。彼らが変わらず元気なのが何より嬉しかったです。

 

朝の海。朝食には、三陸の海の恵みが盛りだくさんです。焼いた銀鮭、ワカメのお味噌汁、笹かまぼこ・・・。この町は漁業の復興とともに生き返ってゆくのだ、と実感しました。どんな災害に襲われても、人々はこの南三陸に戻ってくるのでしょう。

 

図書館3階開架閲覧室、「震災と復興」企画展示コーナーにて、この本「南三陸から」を

手に取ってみてください。

Vol.1-2が、「復興」のコーナーにあります。

他にも東日本大震災関連、原発問題についての図書を集めています。

立ち寄ってくださるのをお待ちしております。

 

 

『南三陸から: 2011.3.11～2011.9.11 / 佐藤信一写真. -- ADK南三陸町復興支援プロジェクト, 2011』

請求記号G 4.4||04472||322198

『南三陸から: Vol.2 : 2011.9.11～2012.3.11/ 佐藤信一写真. -- ADK南三陸町復興支援プロジェクト, 2012』

請求記号G 4.4||04472||327709

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