今日は、中国出身の大学院生 符さんからの留学生向け見学旅行の報告をお届けするよ!
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毎年、7月7日の商大の創立記念日に、国際交流室は留学生向け見学旅行を企画しています。
今年は 登別伊達時代村 と 登別温泉地獄谷 を見学してきました。
登別伊達時代村は江戸時代の文化、風俗を実際に体験できるテーマパークです。江戸時代の町並みを見学し、武家屋敷や忍者屋敷の散策もしました。
七夕飾りで美しく色取られた江戸の町
着物姿の女性
大団子がおいしい
高等学問所
モネの絵のような日本庭園
「忍者」という言葉は留学生たちもよく知っているものです。特に日本の漫画「ナルト」が好きな人にとっては、手裏剣やクナイが使えるし、「螺旋丸」「雷切」「千鳥」などのいろんな忍術ができる忍者は格好良くて、憧れの存在でもあります。
今回の見学旅行では、残念ながら、「忍術を学ぶ」体験は子供しか参加できませんでした。でも、村の博物館で忍者が実際に使っていた忍び刀、手裏剣、クナイ等の道具を展示、紹介があって、体験道場で手裏剣投げなどが楽しめました。「忍者怪々迷路」ではあちこちにカラクリが仕掛けられて、その精巧さに、同時に何国語もの歓声が起こりました。
逆に、ロクロ首や一つ目小僧など日本古来の妖怪たちが揃った「妖怪びっくり小屋」では、異文化のギャップのせいかもしれませんが、何の反応もありませんでした。
一番印象深いのは、やはり忍者ショーでしょう。「伊達騒動序文」というショーでは、陰謀の証拠となる書状を奪い合うために、忍術を使った忍びと忍びの激闘が展開していました。限られている舞台の上に、素敵な役者たちが光とカラクリの力を借りて熾烈な争いを演じ、非常にかっこよくて面白かったです。
そして「紺屋高尾鴛鴦の契り」では、客席の中から一人を選び出して舞台上でまさかの主役を演じます。その役に、商大の留学生である李さんが当たりましたので、一目惚れの花魁と会うために三年間必死に働き、ようやく登楼を果たした青年を演じました。他の男性の方は、きっと羨ましくてたまらなかったでしょう。
現実との違いはもちろんありますが、映画や漫画から見られる忍者の精神を確かに実感しました。
午後は伝説の登別温泉地獄谷に行きました。
「地獄谷」は日和山の噴火活動によりできた爆裂火口跡で、谷に沿って数多くの湧出口や噴気孔があり、泡を立てて煮えたぎる風景が「鬼の棲む地獄」の由来と聞いていました。
この有名な温泉地に来て、温泉に入ることができなくて、残念だと思う人もいますが、足湯で皆が楽しんでいました。火山活動で硫黄を満ちたこの暖かい温泉水に足を浸してとても気持ち良かったです。
とても楽しい一日を過ごしました~!!!!
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