今日は,11月17日(月)に小樽運河プラザで開催された
「北運河と北前船講座」の様子を紹介するよ!
この講座は,小樽商大のビジネス創造センター主催で行われた
「地(知)の拠点整備事業」のプロジェクトの一環であり,
歴史的価値の観光資源化を目的とした研究成果を報告する市民向け講座なんだ。(全3回)
この日は,第1回目の講座で「北運河と北前船の歴史」と題して,
観光資源化を考えるにあたり,北運河と北前船の歴史について,講座が行われたよ。
運河を横目に趣ある倉庫内のギャラリーは満席!
講師には,北海道北前船調査会を主宰している土屋周三氏をお迎えし,
北運河がどのようにして発展したのか,
北前船の誕生や歴史について当時の写真などを交えながら講演していただいたよ!
昔は,年に1回,60日かけて大阪から北海道まで物資を運んでいたんだって!
木造船は船体が弱いため座礁などで壊れてしまうことも多く,
新しく船を建造するには現在の金額にすると7,000万~1億円かかっていたんだって!
そんなリスクがあっても膨大な利潤があるからこそみんな船に乗っていたんだね。
(左が土屋周三氏,右が高野学術研究員)
講演後は,小樽と北前船の関係を様々な歴史文化と観光資源化の両面から研究している,
本学ビジネス創造センターの高野学術研究員と土屋講師とのクロストークが行われて,
北前船が運んできた品物,運河沿いの倉庫との関連,船主たちのその後など,
会場に集まった市民からの質問も交えながら貴重なお話しがあったよ!
第2回以降は,こういった歴史資源をどうやって観光に繋げていくかを考えていくよ!
今からでも,第2回(12/15),第3回(1/21)への参加申込が可能なので,
興味がある人は是非こちらを見てね!
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