今日は,現在,中国の蘭州大学に留学中の山田さんからの報告だよ!
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1.簡単に自己紹介をお願いします!
企業法学科4年の山田未登です。
2. 留学先はどこですか?
中国甘粛省の蘭州大学です。大学のある蘭州市は中国西北部の、中国のど真ん中にあります。市の中心部を黄河が流れています。そして、イスラム教を信仰している回族も多く住んでいて、街にはイスラム料理店が多いです。
蘭州大学の学内の様子
3.どんな国、学校、授業でしたか?
中国はやはり人が多いです。どこに行っても必ずと言っていいほど並ぶことになります。バスは時刻表がなく、一度に同じ路線のバスが3台来たりすることもあります。(どれも満員で乗れない事もあります。)
屋台や夜市も多く活気づいていて、日本よりは会話の多い国という印象を受けました。
中国の大学では学生は基本的に学内の寮に住むことになっているので、学内には食堂や購買の他にも理髪店や銭湯もあり、日本の大学とは大分異なっています。
そのため、蘭州大学は総合大学で商大よりも規模は大きいですが、外を歩いていると友達に会う確率がかなり高いです。
また、中国の学生はとても勉強熱心で、自習室は朝早くから常に満席で、空き教室で勉強する人や廊下で教科書や英語の音読をしている人もよく見かけます。
蘭州大学にいる留学生は世界各国から来ていますが、地理的にも近い中央アジアからの学生が大半で、日本人は数人しかいません。留学生もイスラム教徒が多いです。
留学生は留学生用の寮に住んでいるので、自国の料理をお互いに作って食べたりもしています。
留学生向けの中国語の授業は細かくクラス分けされていて、10人程度の少人数で行われます。自国の文化についてプレゼンテーションする機会もありました。
蘭州市を流れる黄河
4.留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。
中国に来たのは2回目ですが、今回の留学で新たに発見したことは多々ありました。
外で偶然友達に会いそのまま食事に行ったというような小さなことから、列車に十数時間乗って旅行に行ったことなど、全てが楽しいです。
また、日本語を少し知っていたり、北海道を知っている(聞いたことがある)中国人や留学生が意外に多くて驚きました。私に会った時「こんにちは」と挨拶する人さえいます。
日本と中国は割と文化も似ているような気もしますが、実際生活してみると食事の方法や交通状況など異なっている点も多いです。このような違いに気付くことは驚きですが、またそれに適応しなければいけないのは大変でした。
ちなみに、中国人からすると私も中国人に見えるそうでよく道を聞かれたりします。来た当初は上手く説明できずに苦労しました。
5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。
留学先で語学を身につけたいなら日本人が少ない所に行くことをお勧めします。ここには日本人はほとんどいないので、生活の大半は中国語を話すことになります。
そして、日本人が少ない方が、自分は日本人であるということを強く意識させられることが多いような気がします。
中国に来て、日本はあらゆる面で恵まれているということを痛感しました。生涯日本から出なくても生活することは十分可能だと思います。ですが、だからこそ、日本を出て日本の素晴らしさを感じてほしいのです。学生の間に留学するのが良くも悪くも楽に日本を出られるのではないかと思います。
また、長期で留学を考えているのなら、商大の交換留学制度を利用した方が良いと思います。私は正直、商大の提携校に蘭州大学がなければ蘭州について知ることも、来ることもなかったかと思います。
今までの留学生活では楽しいことばかりではありませんでしたが、それでも中国、蘭州に来て良かったと思いました。
今後もこの機会を大事にして残りの留学生活を送っていきたいと思います。
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日本人が少ない環境でも留学生活を満喫しているようだね!
蘭州大学への留学募集は今年の12月にも行われるよ!興味を持った人は,早い内に国際交流センター事務室に相談に行ってみよう!
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