こんにちは!ブログ学生スタッフ、1年の浅井です。
本日は商大で前期に一年生向けに開講されている
「基礎ゼミナール」の中のひとつ、
大津 晶先生(社会情報学科)の基礎ゼミについて紹介します♪
大津基礎ゼミでは、大学での学びに必要
基礎技術(最近では「アカデミックスキルズ」と言うそうです)
を学んでいます。
特徴的なのは、単に教科書で学ぶのではなく、ゼミ生全員にiPad miniが配られ、
小樽商大が推進しているアクティブラーニング環境を積極的に活用している点です。
アクティブラーニング環境が整備された213AL教室で授業を行っているので、
学生の発表はwivia(無線投影システム)でスイスイです!
そして、基礎ゼミで学んだことをまとめた
「商大アクティブラーニング活用ガイドブック」を、
基礎ゼミ生15人で来春の配布に向けて、楽しく、一生懸命作っています!
ここで、大津先生にお話を聞いてみましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ
◎大津先生の基礎ゼミについて教えてください。
特に新入生が最初に身につけるべき学びの技法である
「アカデミックスキルズ」を学んでいます。
アカデミックスキルズとは、
講義ノートの取り方から文献・情報検索、さらにレポート作成やディスカッション、
プレゼンテーションの技術などを総括したもののことですね。
これらの基本的な概念は私が大学生だったころ(あるいはもっとずっと昔)から
変わらない普遍的なものが大半だと思いますが、
ICT技術の普及などによる大学での学びの形態の変化に対応するため、
商大のアクティブラーニング環境と設備をフル活用して“スマート”に学んでいます。
このところ、小樽商大ではものすごいスピードで
アクティブラーニング環境の整備を進めていますが、
これらを最大限に活用して教育の質を向上させるためには、
上手な設備の使い方はもちろん、
さまざまな新しい教育手法の開発が欠かせません。
今後、小樽商大では多くの科目をアクティブラーニング化していく方針ですが、
学生の視点で使いやすく、大学での学びのモチベーションの向上に繋がるような
環境整備という観点も欠かせませんので、そのための「開発・実験」と位置づけて
基礎ゼミでタブレット端末とアクティブラーニング教室を使っています。
また、せっかくなので成果として何か残したいと思い、
商大のオリジナルアクティブラーニング活用テキストを基礎ゼミ生で作成しています。
そうすれば、みんなハッピーですよね。
◎大津先生の基礎ゼミの魅力を教えてください。
基礎ゼミで学ぶこととなっているアカデミックスキルズが身につくことに加えて、
いままさに小樽商大が推進している「アクティブラーニング化」に
具体的に貢献できることですかね。
◎基礎ゼミ生の印象を教えてください。
久々に基礎ゼミを開講して年齢差を感じました。
俺も歳とったな…って感じですね(笑)
今年の新入生はつかみどころがないというか反応がわからないという感じです(⌒-⌒; )
◎これからのアクティブラーニングについて教えてください。
みなさんの多くは、大学の4年間に
「何を/どのように/どの程度学べば良いのか」
という漠然とした不安を持っているかもしれません。
しかしこの問いに対する答えは、本来はみなさん自身が持っているはずのものです。
つまり“学ぶ”という行為は本質的にはアクティブなものであって、
タブレット端末や教室のICT環境整備というものはそれらを支援するための道具・手段に過ぎません。
どれほど立派な教室や先端の機材が備わっても、
学ぶ意欲と教える情熱が出会う場でなくなってしまったら、
そこはもはや大学とは呼べないでしょう。
実はまだ教職員の間でも「小樽商大のアクティブラーニング」について、
明確なビジョンが共有されているわけではなく、現在さまざまな実験や検証、
検討を積み上げながら次世代の学びのしくみづくりに取り組んでいます。
学びの主役は学生です。
ぜひみなさんも「小樽商大のアクティブラーニング」に関心を持っていただき
積極的に参画していただきたいと思っています。
大津先生ありがとうございます!
どんどん便利になるアクティブラーニングに
基礎ゼミでいち早く触れることができ、勉強になります!
ガイドブック完成、そして配布まで基礎ゼミ生で
今後も頑張っていきたいと思います(((o(*゚▽゚*)o)))
来年度の学部一年生に配布する予定なので乞うご期待!
商大ではこの他にもたくさんの基礎ゼミが開講されています。
過去のブログでも特集されているので、ぜひそちらもご覧ください!
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