今日は4月に赴任された先生紹介第8弾をお送りするよ!
一般教育系の赤塚広隆先生へのインタビューだよ!!
商大に着任する前は何をされていましたか?
九州大学で研究員をしていました。たくさんの研究者や大学院生から
刺激をもらいながら研究をしていました。
趣味・特技等ありましたら教えて下さい。
将棋です。とは言っても、大会に出て指していたのは高校までです。
それ以降はプロの将棋を鑑賞したり、易しい詰め将棋を解く程度です。
先生の専門分野を教えて下さい。
数学の整数論を専門にしています。もう少し細かく言うと、素数を調べる
一つの方法として、ゼータ関数という関数を調べる、という方法があります。
微分積分を使ってゼータ関数を調べる、というのが私の専門分野です。
先生はどのような講義を担当されているのですか?
基礎数学、基礎ゼミナール、現代数学II、経済数学を担当します。
学生が先生の授業を受けることでどのような力が育つことを
期待していますか?
基礎数学と現代数学IIでは、数学の論理や考え方を身につけて
ほしいと考えています。また、誰でも知っている数の性質や計算を、
少し抽象的なところから見ることで新たに分かることがある、
ということを知ってほしいと思っています。
基礎ゼミナールでは、人に理解してもらえる話し方を身につけてほしいと
考えています。最初のうちはうまく話すことはできないと思います。
失敗しながらでいいので、自分が理解したことを他の人に伝える訓練を
たくさんしてほしい、と思っています。
経済学科科目の経済数学では、微分の計算や関数の最大値、最小値を
求められるようになってほしいです。今後進む専門によっては経済数学の
内容が必要になります。数学が苦手で選択肢を狭めるのはもったいないと
思いますので、頑張ってほしいと思います。
ご自身が大学生の頃はどのような学生でしたか?
差し支えない範囲で教えて下さい。
喫茶店や大学内のラウンジなどで、数学と関係あること、関係ないことを
友達と話している時間が長かったと思います。
(突然ですが)○○っぽいと動物に例えられたことはありますか?
またはご自身では何っぽいと思いますか?
言われたことはありません。例えるなら、気まぐれな猫でしょうか。
他の人が同意するかは分かりませんが。
商大または商大生にはどのような強みがあると思いますか?
また、ここを鍛えたらもっと強くなる!といったことがありましたら
教えて下さい。
規模の小さな大学で、教職員が学生の身近にいることが強みだと思います。
移ってきて間もないので、「ここを鍛えたらもっと強くなる」ということには
お答えしづらいですが、授業だけで満足せず、興味を持ったことを自分で
学習する積極性を持ってもらいたいと思います。
商大生(または小樽)のみなさんにメッセージをお願いします。
まとまった時間が取れるのは大学生の特権だと思いますので、学生さんには
積極的に学習や課外活動に励んでもらいたい、と思います。学習面で言えば、
授業等で興味を持った分野の本を、自分の頭でよく考えながら読む訓練をして
ほしいと思います。本に書かれていることを鵜呑みにせず自分でよく吟味しながら
読むのは時間がかかりますが、一生の財産になると思います。
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