今日は1/ 30(水)に370講義室で行われた結城洋一郎先生の最終講義の模様をお届するよ!
結城先生は大学院修了後,昭和54年に商大に赴任されてから34年間,
まさに商大一筋!でご勤務されてきた先生なんだよ!
ご専門は憲法学。小樽での社会貢献活動にも貢献されているよ。
当日は現役の学生から卒業生のみなさん,先生方で講義室は満員だったよ。
企業法学科長多木先生の進行でスタート!
和田副学長からご挨拶と,結城先生のこれまでのご活躍についてご紹介。
いよいよ結城先生の最終講義スタート!
テーマは
「私にとっての憲法学」。
講義の中では,先生ご自身の子どもの頃の時代背景やご家族のお話しの中で,
ぼんやりと「社会秩序とは何か?」と考えるようになったこと。
大学進学にあたり,法律を学ぶことのできる大学を選択し,そこで恩師と出会ったご経験。
学生運動の中で,民主主義は何か?と考え,就職活動の時期は進路の選択に悩んだこと。
フランス留学を経て「国籍・人種の違いなどは個性の違いよりもはるかに小さいものだ」と実感したこと。
周りの尊敬できる方々に刺激されてきたこと。
このようなさまざまな経験と先生の研究に対する思いとから,
結城先生にとっての憲法学は
「生きて行くうえでの判断基準・自分の行動指針を基礎づける明確な根拠」
の探求とおっしゃっていたよ。
先生にとって研究とは
「自分の中で説を持ち,論争し,矛盾を発見し,正論性を追求すること」
この営みにおいては,時や場所や年齢や性別も超えて万人は平等であるという言葉が印象的だったなあ。
最後に先生は
「この職業につけて100%満足だった!」
とおっしゃっていたよ!
商大生はとてもいい学生が多く,成績や点数だけでははかれないものにも自信をもってほしいとのメッセージ。
(商大生の評価は就職率によく表れているとのこと!)
“おそれず,侮らず,礼をもって”。
“確信を持っていれば他人の評価は気にせず貫く努力を”
聴講したみんなにとってすばらしいエールになったんじゃないかな?
最後は多くの方々からの花束贈呈で締めくくられたよ。
結城先生,長い間本当にお疲れ様でした!!
これからも小樽商科大学をよろしくお願いいたします!
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