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◆ 2013/02/12 キャンパスベンチャーグランプリで受賞! ◆

今日は,日刊工業新聞が協賛する

学生向けのビジネスアイディアコンテスト「キャンパスベンチャーグランプリ」の授賞式に潜入したので,

その模様をお伝えするね!!

 

このキャンパスベンチャーグランプリには,

学生によるビジネスアイディアが57件の応募があったんだって!!

 

小樽商科大学の学生も何チームか挑戦したんだよね!

その中で,見事「奨励賞」を受賞したのが,本学の大学院ビジネススクールに通う鈴木政秀さん!!

 2013cvg2.JPG

それでは早速,鈴木さんにインタビューをしてみよう。

 

Q.ビジネスアイディアコンテストに挑戦しようと思ったきっかけは何ですか??

小樽商科大学ビジネススクール(OBS)で受けている評価以外で,

自分自身のビジネスプランを他人が審査した際にどのような評価を頂けるかを確認したかったからですね。

加えて,OBSというビジネスのプロを養成するスクールの実力を,学外にPRする絶好の機会と考えて応募しました。

  

Q.どんなビジネスプランで挑戦されたのですか??

北海道に眠っている食資源の付加価値を高めて輸出し、「食業界」を基幹産業に育てるプランです。

現在多くの見本市が近隣諸国で開催されていますが、それはすべて道内で提供されているものが提供されています。

一方、我々北海道人が食べる外国の料理は日本人の舌に合うように味付けが調整されたもの。

 

なぜ、北海道人も、外国人の好みにあう味付けを行い,

現地に浸透するようなレシピ(製品戦略)を考案しないのかが疑問でありました。

 

自分自身、現職で40カ国以上行っていますが、現地ではあらゆる日本食が存在します。

パラグアイではお好み焼きを注文して目玉焼きが出てきた。

本例は極端だが、各地では各地で認識される日本食があり、マーケットインの志向で

道産食材をアレンジすることが必要と考えプランを作成しました。

 

Q.授賞式に参加した感想は!?

受賞した北大生のプランは,実現可能性が高く且つ市場創造できそうなおもしろいプランでした。

ビジネスにおいての競争力は,

ニーズに対しての着眼点,そして,そのニーズに対してどうようなシーズを創造するかの独創性が求められます。

まさしく、そのニーズ・シーズ結合のケミストリーが完成したプランであったと感じ,大変勉強になりました。

自分自身も更に頑張っていきたいと思いました。

 

Q.学部生やメッセージをお願いします!!

よく北海道人は「資源の活用法が下手」と言われます。つまり付加価値創造力です。

商大は北海道に唯一の商業系国立大学です。

道内資源の価値は商大が創造するという気概を持って、日々の生活のあらゆるものに着目して

ビジネスチャンスを見つけて頂きたいと思います。

 

鈴木さん,ありがとうございました!!

 2013cvg1.JPG

 

授賞式では,最優秀賞や優秀賞を受賞した学生によるプレゼンも行われたんだけど,

審査員の方々からは,受賞したプランは成長市場において実現可能性・継続性も高く,

そしてみんながHappyになれるプランだと賞賛の声をいただいていたよ。

 

また,工学部など理系分野の学生の受賞者も多く,「IT」や「健康」,「食」,「観光」といった

さまざまな視点からビジネスアイディアが出されていたね。

 

起業や新事業を創造するには,市場や社会情勢の変化,顧客志向はとても大切な要素だね。

そしてこれにプラスして,「技術」や「モノ作り」の観点をいかに結びつけて

具体的かつ実現可能なアイディアとするかが大切なんだと実感!!

 

小樽商科大学もビジネスに強い大学として負けてられないね!!

このキャンパスベンチャーグランプリ以外にも,

さまざまなコンテストがあるから,商大生のみんなもどんどんチャレンジしていこう!!

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