商大くんがいく！

昨日企業法学科南ゼミの合同ゼミの様子を紹介したけど、今日はその第二弾！

11月に本学3号館213教室で行われた、北星学園大学経済学部の足立ゼミ・

長屋ゼミ、そして旭川大学経済学部の佐古田ゼミと合同ゼミ（大学対抗

法律討論会）を紹介するよ。

 

この大学対抗法律討論会はもともと北星学園大学と旭川大学で行っていたものに、

去年から商大も参加したんだって。

 

（佐古田ゼミ）

 

午前と午後に分かれて、午前は北星学園大学の足立ゼミと旭川大学の佐古田ゼミとで、

お米の売買契約に関わる紛争について、原告と被告に別れて討論をしたんだ。

討論会前には準備書面という形で書面を交換し、当日は、実際の裁判のように法的な

主張をしていくんだ。

原告の足立ゼミからも被告の佐古田ゼミからの高度な法的主張が交わされ、

どんどんヒートアップして、見ているこっちがドキドキしちゃったよ。

 

 

（足立ゼミ）

 

午後は小樽商大の南ゼミと北星学園大学の長屋ゼミとで、債権譲渡に関わる紛争を

討論したんだよ。

長屋ゼミはパワーポイントを駆使しながら、一方、商大南ゼミも準備書面に沿って、

論理的に法的な主張をしたんだ。

やっぱりこっちの試合もどんどんヒートアップして、見ているとドキドキしてしまって、

結局、僕なんかは午前・午後ともに緊張して疲れちゃった。

債権が転々と譲渡されて法律関係が複雑で、問題自体とても難しかったのに、

法律関係を整理しながら、自分たちにとって有利になるような法的主張を繰り広げていて、

本物の裁判を見ているようだったよ。

 

 

（長屋ゼミ）

 

　　

（南ゼミ）

 

この合同ゼミは、実は、ゼミ教員等からアドバイスを受けてはいけないルールになっていて、

問題が配付されてからは、約2ヶ月間で様々な文献や判例を調査し、検討して、自分たちに

とって有利な主張を考えないといけないんだって。

それに準備書面を期日までにきちんと作成して提出しなければいけなくて、気が抜けない

2ヶ月間だったみたいだよ。

 

この法律討論会には必ずジャッジの先生がおられて、今回は北海学園大学法学部の

内山敏和先生、北海道大学法学部の稲垣美穂子先生だったよ。

お二人の先生からは、非常に難しい問題に熱心に取り組んで、高度な法的主張が

できていましたとの講評をいただき、とても充実した討論会だったよ。

聞いたら、この問題は法科大学院の大学院生でも難しい問題だったみたいだよ。

本当にすごいね。

 

討論会終了後は、大学会館でレセプションが行われ、他の大学の学生や先生方と

法律の話や様々な情報交換をして、とても楽しかったよ。

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