今日も大好評の留学報告シリーズをお届けするよ!
今日はスペインに留学中の野村さんからの報告!スペインの驚きの文化やヨーロッパ留学ならではのお話しを聞くことができました!
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1.簡単に自己紹介をお願いします!
経済学科3年の野村季代です。ホルストゼミで社会言語学について学んでおり、ストリートダンスサークルAXCELに所属しています。
2. 留学先はどこですか?
スペイン北部のカスティーリャ・イ・レオン地方にあるブルゴス大学です。スペインといえば温暖な気候のイメージですが、私の住んでいるブルゴスはスペインでは最も寒い地方として知られています。雪も降りますが、それでも北海道ほど寒くはありません。
3.どんな国、学校、授業ですか?
スペインはヨーロッパの中でもとてもユニークな国だと思います。たとえば食事の習慣としては、昼食が一日の中でもっとも重要で14時ごろに食べ、夕食は9時ごろです。私はホームステイをしているのですが、昼食はスープやパスタから始まり、メイン、デザートといったように毎日とても豪華です。また、14~17時頃の時間帯に「シエスタ」という昼休憩の習慣があり、多くの人が家に戻ってゆっくりと食事をとったり、昼寝をしたりします。そのためシエスタの時間帯は多くの店が閉まっており、町中も人通りが少なくなります。週末の夜は多くの人が町の中心地に集まり、夜中の2時頃でもたくさんの人が通りにいます
ブルゴス大学では経済学や教育学、工学、観光学などさまざまな分野を学ぶことができます。法学部の校舎は昔病院だったもので、歴史的な雰囲気がそのまま残っていてとても重厚感があります。
前期はスペイン語の授業と、経済に関する授業をいくつか受講しています。スペインに来たとき、私のスペイン語力はあまり高くなかったのですが、ブルゴス大学ではさまざまなレベルに合わせたスペイン語の授業を提供してくれます。英語で行われる授業もいくつかあり、英語力の向上も同時に実感しています。商大の授業に比べると、多くは少人数制で20~30人ほどです。今までの留学経験者の方々が言うように、レポート課題やプレゼンテーションが多く大変でしたが、クラスメイトや先生方はとても親切で困ったことがあればいつでもサポートしてくれます。
4.留学生活はいかがですか?楽しかったこと,驚いたこと,大変なことなど教えてください。
毎日少しずつではありますが、スペイン語力の向上を感じています。
多くの留学生はフラットに住んでいるのですが、私はスペインの生活習慣や文化がより感じられるホームステイを選びました。ホストファミリーはとても親切で、家での会話はスペイン語習得のための大きな助けになっています。
ブルゴス大学にはたくさんの留学生がいて、さまざまな国の友人と話をする中で、文化や考え方の違いを直に感じています。
また、スペインなどのヨーロッパ圏に留学する利点の一つとして、ヨーロッパ諸国を安く旅行できることです。私は今までイギリス、ポルトガルに訪れ、クリスマス休暇にはフィンランドとフランスに行く予定です。
私にとって一番大変だなと感じることは、やはり語学です。スペインはヨーロッパの中でも英語がほとんど通じない国として知られており、スペインに来てから約4か月経った今でも、言いたいことがなかなか言えず悔しい思いをすることがたくさんあります。しかしこの悔しい気持ちをバネに残りの半年間、スペイン語力の向上を目指して忍耐強くコツコツと頑張りたいと思います!
5.留学を考えている人へメッセージをお願いします。
私にとって海外留学は大学入学前からの大きな目標であり、以前から「留学したい!」という意思を周囲の人に話していました。そうすることで自分自身のモチベーションにも繋がり、また家族も私の海外留学という夢をかなえる為にずっと応援し続けてくれました。
海外留学は決して安くはありませんし、留学準備などもとても大変です。しかし大学生である今、留学を経験して得られるものは山ほどあります。留学では今まで「当たり前」だと思っていたことが、実は多くがそうではないということに気付かされ、改めて考えさせられます。今まで知らなかった世界を自分自身で見聞きし幅広い視野を持つことは、今後の人生において大きな糧になると思います。
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