今日は,先日開催されたパラシュートグループさん主催「第1回ビジネスアイディアコンテスト決勝大会」に潜入したので,その模様をお伝えするね!!
このコンテストには,全国各地から,そして海外からも応募があり,総勢80組程の社会人や学生が挑戦したんだ!!
そして,書類審査の結果勝ち残った10組が決勝大会に進出!
決勝進出を果たした参加者の多くは実際に社会人としてビジネスを展開している方が多かった中で,唯一の学生チームとして「商大生チーム(4年:葛西くん,2年:前澤くん,南くん,成定さん)」が!!
本番では,社会人の皆さんに引けを取らない,学生ならではの奇抜なアイディア,そして学生らしく活気ある元気なプレゼンが披露されていたよ!!
さぁ,優勝賞金は70万円!!果たして商大生チームの命運はいかに!?
その結果は・・・???
見事『準優勝(賞金10万円)』を獲得!!!!!
そんな栄光を獲得した商大生チームのキャプテン,4年生の葛西くんに話を聞いてみたので紹介するね!!
Q.ビジネスアイディアコンテスト決勝大会はどんな雰囲気でしたか?
「北海道×マーケティング」という共通テーマがあり,このテーマに基づきそれぞれが企画したビジネスプランについて,約70名のお客さん前で渾身のビジネスプランを発表しました。
当日はスマホアプリからグルメ,震災支援,ロリータなど様々な角度から考えられたプランが登場しました。どのプランも背景,ターゲット,事業戦略,収支計画についてしっかりと練られており,商学部の学生としてはプレゼンを聞くだけでも,勉強になることがたくさんありました。
それにしても,周りが大人ばかりだったので,会場の空気感に飲まれて終始お腹が痛かったです(笑)
Q.どんなビジネスプランを立てたのですか?
夕張市の廃墟を利用したサバイバルゲーム(以下,サバゲー)を提供です。
かつては炭坑の街として栄えた夕張市ですが,2007年には財政破綻してしまいました。
現在,夕張市には使われなくなった炭坑,病院,学校等が取り壊すことも出来ずに廃墟として存在しています。
この負の遺産を,逆に資源として活用し,もう一度夕張市を活性化しようというのがプランの理念です。
また,「サバゲー」と聞くとオタク的要素が強くて敷居の高い遊びだと思う人が多いと思いますが,一方で「気軽に出来るなら一回位サバゲーやってみたい」って思う人って結構いると思うんですよね。
サバゲーの敷居を下げて,気軽にサバゲーを提供することで「一回位ならやってみたい」っていうサバゲーの潜在的なニーズを掘り起こそう!というのも一つの売りです。
Q.ビジネスプランを作るにあたって,難しかったこと,苦しかったことは?
サバイバルゲームと夕張市について知らないことが多すぎたことです。ネットで調べた情報だけではどうしても説得力に欠けるので,サバゲーユーザーの方や夕張市役所にインタビュー調査を行い,現場の生の声をたくさん集めました。
夕張でしか味わえない廃墟の空気感を伝えるのが言葉だけでは大変だったので,視覚的にわかっていただけるような資料作りを行いました。
Q.決勝大会のプレゼンテーションで心がけたことを教えてください!
ベタですけど大きな声と丁寧な言葉遣いです。ハキハキした口調で学生らしく,はじめてプランを見る観客の方にもしっかりわかるように丁寧にプレゼンしました。
Q.受賞した感想を!!
本当に「まさか!」の一言です。唯一の学生だったので発表前から厳しいだろうなって勝手に思ってました。
一方で,当日のプレゼンの手応えが結構あったので,発表後はもしかしたらあるかなって実は思ってもいました(笑)
Q.今回の挑戦で,どんなことが得られましたか??
2つあります。
1つ目は伝える難しさです。自分の頭の中で考えていることを言語化して相手に伝えることがどれだけ難しいか知りました。
資料作成やプレゼン練習で一番伝えたい部分が伝わってなかったことが結構ありました。
2つ目は仲間の大切さです。
チームのメンバーだけでなく,学部のサークルの仲間やビジネススクールOBの方から様々なアドバイスを頂いて,賞を頂くことが出来ました。
行き詰まった時に相談に乗ってくれる仲間の大切さや俯瞰的にアドバイスを下さった先輩方に感謝です。
・最後に,読者(商大生)に一言お願いします!!
いっぱい勉強しましょう(笑)
4年間学んだ知識を活かして臨んだはずなのに,いざプランを考えてみるとどの知識を使えばいいのかわからないことだらけでした。
1つ1つの授業をそれだけで終わらせず,「今学んでいることは自分の知っている何と繋がるのだろう?」この気持ちをもって勉強すれば,いざ学んだことを使う時に100%の力を発揮出来ると思います。
(第1回ビジネスアイディアコンテストの公式サイトはこちら
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