今日は、8月4日・5日に行われたOBS修了生が講師を務める戦略マネジメントゲームを用いた戦略シミュレーションの模様を紹介するね!
この経営シミュレーションゲームはOBS(小樽商科大学ビジネススクール)の正規カリキュラムに採用されているんだ!
経営戦略を立てて実践するゲームだなんて、ルールを覚えるだけでもとっても難しそうだけど、そこはさすが現役ビジネスパーソン!
プレイしていくうちにすぐに慣れちゃうみたい
プレイヤーは製造小売の社長になって、市場で競争をするんだって!
企業経営を仮想体験できちゃうなんて本格的!
まずは・・・、どんな会社名にしようかな~~~~
材料を購入して、商品を作って、市場に販売するというバリューチェーン活動なんだけど
商品をいくらで売るかとか、品切れにならないように製造するとか意思決定は本物さながら!
研究開発や保険などもあるから、様々な意思決定ができるね
商品を販売するときには、自分の売りたい価格をセリさながらに「28」、「24」、「30」とか声を飛び交わせてカードを提示していたよ
ポーカーフェイスも必要!?
商品を売るマーケットでは、プレイヤーは消費者の立場じゃなくて供給者だから・・・
一番安い価格で商品を出した人が買ってもらえるんだね
今回は6社で競う小さなマーケットなので、1社の経営判断は他の会社に強く影響してくるんだ
ボクらに馴染み深い何かを買う「消費」という行為も市場に影響があるんだなってことが分かるな~
「価格を下げてたくさん買ってもらおう」とか、「販売数は少しでもいいから、絶対に安売りしないぞ!」とか戦略は人それぞれ
売ったり買ったりするだけじゃなく、広告を出すことで販売できるマーケットが広がったり・・・
意思決定をする他に予想外のトラブルもあって、よりリアル!!
独占販売の機会を得たのに在庫がなかったり・・・従業員が退職したり・・・盗難にあったり・・・
保険に入っていて良かったと安堵する人がいる一方で、入っていない時に限ってと一喜一憂
和気あいあいとしながら、かなり本気でゲームがすすめられているのを感じたよ
ここで終了!!
まだまだ続けたい人もたくさんいたかもしれないけれど、決算タイム!!
退職金や欠損なども全部手で計算していくんだ
計算している時の表情は真剣!!
ここで正しく記帳することの大切さや、財務諸表がどのように作成されるのかを肌で感じることができるんだ!
あまりに盛り上がりすぎて、声がかれちゃった人もいそうだな~~
部屋の温度が確実に3度はあがったんじゃないかな!?
楽しみながら戦略会計を体感できちゃうなんてすごいよね!!
このゲームをやってみたい商大生のみんなは、是非OBSを目指してみてはどうかな!?
最後に講師を務めてくれたOBS6期生の大橋さんにコメントをもらったよ!
戦略マネジメントゲームは動的な市場環境の変化が良く再現されたゲームだと思います。
もちろん、現実の経営に比べれば相当に単純化されていますが、競合企業は敵であり味方でもあるとか、ある程度リスクを取らなければ成長は見込めないとか、現実の経営に通じるところが少なくありません。
初対面の人同士でも同じ卓を囲んでゲームをすると自然と交流が深まるのも良いところです。
ビジネススクールは2年しかないので、自分の前後の学年以外とはあまり交流が生まれづらいんです。
レクチャーで聞くと辛い(?)内容も、ゲームを通して実感できるので、どちらかというと会計やシミュレーションが苦手な方に体験してほしいですね。
大橋さん、ありがとうございました!
楽しそうにゲームをしているみなさんを見ると・・・ボクも体験したくなっちゃった♪
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