6月27日(水)に被災地派遣事業「たるてぃ」の報告会が開催されました!
たるてぃは、商大の環境科学b<震災と復興>という授業の被災地派遣事業の参加メンバーの中の11名によって結成された団体です。詳しくはこちらのインタビュー記事をご覧ください。
たるてぃの学生達からは「被災地の現状」や「実際に被災地に行ってみて初めてわかったこと」、「被災した住民の方に聞いたお話」、「防災教育の徹底によって被害が抑えられた事例」などが報告されました。
(たるてぃが撮影した陸前高田市の現状)
また、被災地では「観光客を積極的に増やしていくことで、より多くの人に震災のことを知って欲しい」と考える人達がいる一方で、「観光客によって被災地が見せものになってしまう」と懸念する人達もいるというジレンマがあることを、たるてぃのメンバーが寸劇を通してわかりやすく伝えてくれました!
(被災地を観光地化するべきか?メンバーの中でも意見が分かれたそうです)
たるてぃのメンバーからは、
「被災地を観光地化するべきか?という問いでもわかる通り、人によって感じること・考えることが違います。でも震災について何も知らなければ、知ろうとしなければ、考えることすらできません!ぜひ震災のことをもっと知って、自分自身の考えを持ち、それを周りの人と話し合ってもらいたいです!」
というメッセージをいただきました。
報告会を通して感じたこと・考えたことを、自分の友達だとか周りの人に話してもらえれば、被災地のことを風化させずにすむのではないか、とたるてぃのみんなは考えたそうです。
報告会に参加した方からは、
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
●テレビの情報でしか震災について知りませんでしたが、テレビでは伝えない・伝えられない「大きな問題」があるんだということを知ることができました。
●「想定はあくまでも想定に過ぎず、想定にとらわれずに行動することが大事」という、先生の言葉が印象的でした!
●かなり復興が進んでいると思っていたので、まだまだ復興が進んでいない地域も多いという話はショックでした。
●衝撃的な話や写真がたくさんあり、実際に被災地に行った人達から話を聞けたことで考えが変わりました。
●今回の報告会に参加して、「被災地のために自分に何ができるか」を考えて、周りの人と話してみようと思いました!
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
などなど、たくさんの感想をいただきました!
たるてぃでは「震災と復興について、自分達に何ができるのか!」をテーマにしたディスカッションイベントを企画中です!
情報は下記のFacebookページでお伝えする予定ですので、ぜひチェックしてください!
Facebookページ「たるてぃ」
http://www.facebook.com/#!/pages/%E3%81%9F%E3%82%8B%E3%81%A6%E3%81%83/189917497797359
また、たるてぃは今後活動していく上で新しいメンバーを募集しています!
ディスカッションイベントを行うためにはメンバーがまだまだ足りていません。一緒に被災地のことを考えてみませんか?
興味のあるかたは、たるてぃのメールアドレス(ouc.taruty@gmail.com)または、Twitterアカウント(@ouctaruty )や上記のfacebookページまでご連絡下さい。
〒047-8501
小樽市緑3丁目5番21号
アクセスはこちら
Tel:0134-27-5206(代表)
kouhou*office.otaru-uc.ac.jp
(「*」を半角に変えてお送りください)
©2010 Otaru University of Commerce.