今日は,3月13日に開催されたビジネス創造センター(以下CBC)が主催した「産学官連携研究成果報告会」の模様をお伝えするよ!
今回発表された研究成果は次の2テーマ!
『農商工連携事業と地域食クラスターのあり方』
八木先生(商学部一般教育等教授)
『過疎と高齢化の中で生きる ―大学が仕掛ける赤平での実験―』
相内先生(大学院アントレプレナーシップ専攻教授)
■『農商工連携事業と地域食クラスターのあり方』
グローバル社会の中,市場が拡大し続ける中国・東南アジアに対して,いかに北海道の食品を販売していくのか,そのためには何が必要なのか!!
この課題に取り組む共同研究の概要について,他国の地域食クラスターの成功事例と失敗要因を織り交ぜた講演だったよ!
日本と他国の食文化や味覚の違いをしっかり理解した上で,商品開発を行うことや販売戦略を作っていくことの大切さ,その地域から生まれるおいしさをその地域に根差して育てていくことで,いかに地域を元気にしていくことができるかなど,農業と工業,そして商業の連携の可能性を説明してくれたんだ!!
■『過疎と高齢化の中で生きる―大学が仕掛ける赤平での実験―』
企業と行政,そして大学が地域を活性化させた産学官連携事業について,「コープさっぽろ」と「北翔大学」と連携して赤平市で取り組んでいる具体的な事例を紹介してくれたんだ!!
過疎化地域の「高齢化」や「生活の不自由化」は北海道では多くの地域で起きている状況だよね。そんな中で高齢者をいかに元気にしていけばよいのか!!そして,企業と行政,そして大学がWin-Winの関係を築くために,それぞれがどんな姿勢でプロジェクトに臨むべきなのか!
それを追求していくと「ソーシャルビジネス」に辿り着くことを教えてくれたよ!
私企業の資本は使えば減るけど,「ソーシャルキャピタルは使えば使うほど増える!」
人と人との関係から生まれ,育てることができる『ソーシャルキャピタル』は,まさしく地域の財産だよね!!
この報告会には学生から社会人まで40名近い人が出席していたよ!それぞれ北海道の抱える課題解決に資する2つの研究テーマに,みんな真剣に聞き入っていたよ!!
参加した大学院学生は,「普段の講義とはまた違った内容で,とても勉強になりました!!」と語ってくれたよ。
みんな,これからもビジネス創造センターが主催するイベントに注目していこう!!
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