本日はいよいよ学科所属オリエンテーションが幕開けするね!
昼間コースは昼休み時間帯に160教室にて1日1学科のオリエンテーションが4日連続開催(12/6(火)-9(金))!!
夜間主コースは本日12/6(火)の7講目に104教室にて1日で全ての学科のオリエンテーションが開催されるんだ
さて・・・「商大くんがいく!」での学科紹介もいよいよクライマックス!!
最後に紹介する学科は・・・社会情報学科だよ!
大津先生と沼澤先生に紹介してもらいます♪
先生!お願いします!!
◇どのような先生がいますか?
大津先生:
社会情報学科に所属している17人の教員はほとんどが工学系や情報系の分野出身なんですよ。
それぞれの専門分野や担当講義は学科ウエブサイトやシラバスを確認して欲しいのですが、数理統計学や経営情報学、認知心理学などの専門家がいて、とにかく分野がすごく幅広いのが特徴です。
そう言う私の専門分野は都市計画です。
◇どのような授業がありますか?
大津先生:
あまり知られていないかもしれませんが,社会情報には「計画科学」「組織と情報」「社会と情報」の3つの講座があります。
2年生の段階ではどの分野(ゼミ)でも必要となる基礎的な数学やコンピュータプログラミングを勉強することになります。
そこだけ見ると「苦手だな・・」と敬遠する学生が多いかもしれませんが、あくまでもそれらは3年生以降の発展科目やゼミで勉強する、より専門的でエキサイティングな内容のための基礎ですからあまり食わず嫌いをしないで、勉強していただきたいと思います。
◇社会情報学科の特徴は何ですか?
大津先生:
商大には「文系の大学」という認識で入学してくる学生が多いと思いますが、最近ではネット上の口コミを利用したマーケティングは普通に行われているし、比較的新しい分野の金融工学は経済学と数理工学の融合分野です。
また特に著作権などを対象とする知的財産権の分野などでは情報ネットワークに関する知識が求められると思います。
つまり、社会情報学科は他の3学科(や一般教育系・言語系)と並列になっている学問体系ではなく、それらの分野を数理論理的思考と情報技術で横断する問題解決指向をもった教員が集まっている、“17の店が軒を連ねる専門店街”という喩えが分かりやすいかもしれませんね。
◇(1年次向けに)先生の授業ではどのようなことを教えますか?
大津先生:
前述したような特徴を持つ学科なので、他の学科と比べると少し分かりづらい面があると思います。
その分「数学とパソコン」といったイメージが強く、はじめから苦手意識を持ってしまっている1年生が多いだろうということで、社会情報学科の1年生科目である「社会情報入門」と「計画科学基礎」では、なるべく具体的で分かりやすい事例などを用いた内容で、社会情報学科で学ぶ勉強の面白さが伝わるように工夫しています。
加地先生と私が担当している「計画科学基礎」では、身の回りの現象や社会の仕組みをもっと効率的に運用するための工夫や手法について考えながら、数理的なものの見方や最適化のセンスを養います。
沼澤先生:
私が担当する「情報処理基礎」や「社会情報入門」では,情報通信技術(ICT)やそれを利用する社会環境に関する知識と技術を入門レベルで紹介しています。
スマートフォンも普及し始め,いつでもどこでもコンピューター&ネットワークを実現するユビキタス時代において,情報やデータを安全に適切に利用することは必要不可欠です。
●スマートフォンを安全に利用するにはどうしたら良いのでしょうか?
●クチコミ情報を有効に使うにはどうしたらよいのでしょうか?
●Twitterで問題発言が後を絶たないのはなぜでしょうか?
本学科の情報学を履修することで,そのようなさまざまな問題をユーザー視点からとらえて解決しようとすることはもちろん,ソフトウェアを開発する側やサービスを提供する側からの視点で解決しようとする姿勢や知識を持っていただければと思います。
◇学科に所属することで、卒業するまでにどのようなことが身につきますか?
沼澤先生:
どの専門分野でも言えることですが,日々の社会や環境への見方,視点が変わります。
社会情報学科の学生は,自分の生活や社会,環境に対する問題点に対して「情報通信技術(ICT)を利用することでうまく解決できるのでは?」という視点を持つようになり,解決法として最適なソリューションやシステムを創案,創発できる人材となります。
◇将来どのような職に就けますか?
大津先生:
実は他の学科とあまり変わらないのではないかと思います。
私のゼミからも銀行や証券会社、メーカー、インフラなど本当に幅広く就職しています。
札幌市職員などの公務員になる人も居ますよ。
小樽市議会議員もひとりいますし。
数理的思考と情報スキルは、今後どんな分野、どんな職種でも必要になりますよね。
ちなみに山本学長も管理科学科(社会情報学科の前身)出身ですよ。
沼澤先生:
就職先としては情報通信業が多いと思われがちですが,どの業種も情報やデータをコンピューター・ネットワークを利用して管理している現代においては, 「情報通信技術(ICT)の知識を有し,問題解決にあたり最適なソリューションやシステムを創案,創発できる人材」は必要不可欠です。
ゆえに,社会情報学科の学生は,例年,情報通信業はもちろん,金融・保険業や製造業,サービス業などさまざまな業種へ就職しています。
◇学科のPRをお願いいたします!
大津先生:
「小樽商大卒業でマーケティングや会計のゼミ」って聞いても、「だよね」という反応かもしれませんが、「都市計画」「経営システム」「人工知能」なんて聞くと、「どんな勉強したのかな?」と誰でも聞いてみたくなりますよね。
最近、「ちょっと社会情報学科押しすぎ」という声を聞きますので、あまり言うのは逆効果かもしれませんが、私はむしろ商学・経済学系の勉強を基本にしつつ、その分野と数理科学や情報学との文理融合的な分野を勉強できるのが小樽商大の良さのひとつだと思っていますので、そのような考え方ができる方にはやっぱりお勧めだと思います。
逆に社会情報学科のゼミでは多学科の学生が多く所属しているところもありますので、他の学科に進んでゼミは社会情報、というのもやっぱり面白い勉強ができますね。
沼澤先生:
社会情報学科は,基礎技術面では理系的な色合いが,応用技術面では文系的な色合いがあり,理系,文系,それぞれのセンスを生かした学習や学問が可能です。具体的には,
●意思決定を支援するさまざまな問題解決の方法論
●組織における効率的な情報活動ノウハウや情報システムの仕組み
●情報を有効利用するための情報通信技術(ICT)
など,ICTやそれを利用する組織,社会環境のあり方について基礎から応用までを学ぶための講義やゼミナールが提供されます。
これからの情報化社会を見据え,「情報を制する者になりたい!」と考える学生の皆さん,情報通信センスに富み,組織や社会の仕組みに精通した「ネットワーク社会の総合職」を目指す学生の皆さんは,ぜひ本学科へ!! 一緒に学問しましょう!
大津先生、沼澤先生、ありがとうございます!!
皆、それぞれの学科について分かったかな??
学科所属オリエンテーションの内容もしっかり聞いて、どの学科に所属したいかじっくり考えてみてね!
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