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◆ 2011/12/5 学科紹介 第3弾 商学科! ◆

 企業法学科の学科紹介に続いて・・・

本日は商学科の紹介だよ!

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加賀田先生石川先生に紹介してもらいます♪

先生!お願いします!!

 

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◇どのような先生がいますか?

加賀田先生:

先生方の名前と研究領域は以下の通りです。

 穴 沢  眞   教授  ◇  専攻  アジア経済論

伊 藤  一   教授  ◇  専攻  流通システム論

小 田 福 男 教授  ◇  専攻   企業形態論

乙 政 佐 吉 教授  ◇   専攻   管理会計

金  鎔  基  教授  ◇  専攻  労働経済

高 田  聡   教授  ◇  専攻  経営史

高宮城 朝 則 教授  ◇   専攻   マーケティング論

中 浜  隆   教授  ◇  専攻  保険論

プラート・カロラス・ルドヴィカス・コンスタンティナス教授  ◇  専攻 マーケティング

坂 柳  明   教授  ◇  専攻   会計監査論

石 川  業   准教授  ◇   専攻  財務会計

加賀田 和 弘 准教授   ◇  専攻   環境経営学

加 藤 敬 太 准教授   ◇  専攻   経営学

西 本 章 宏 准教授   ◇   専攻   マーケティング・マネジメント

ニール・クライマー 准教授    ◇   専攻  技術戦略

 

◇どのような授業がありますか?

加賀田先生:

小樽商科大学ホームページの商学科」(https://www.otaru-uc.ac.jp/faculties/commerce/comm.html)で紹介されているように、商学科では、ひとことで言えば「ビジネスを行うための理論と方法」を学びます。

商学科は商学講座、経営学講座、会計学講座の3講座に分かれており、それぞれに1~2年次向けの基幹科目、3~4年次向けの発展科目があります。

基幹科目ではそれぞれの講座(研究領域)の基本的な知識を幅広く、体系的に学習することを目指すのに対し、発展科目ではより専門的な領域を深く学習していきます。

 

具体的には以下のような科目があります。

 商学 基幹科目 流通システム論I 流通システム論II 社会と金融

    発展科目 マーケティング貿易論 マーケティング行動論 チャネル・マネジメント

国際マーケティング 地域市場システム論保険論 金融市場論 銀行論 商学特講

経営学 基幹科目 経営学原理I 経営学原理II 経営管理論

       発展科目経営史 経営学説史 企業形態論 労務管理論 財務管理論 国際経営論

環境経営論 中小企業論 経営学特講

会計学 基幹科目 簿記原理 応用簿記 経営と会計

       発展科目 財務会計論 原価計算論 管理会計論 監査論 国際会計論 組織と会計

税務会計論 会計学特講

その他   英語コミュニケーションI 英語コミュニケーションII 比較文化I 比較文化II

地域連携キャリア開発 インターンシップ 研究指導

 

◇商学科の特徴は何ですか?

石川先生: 

商学科では科目の多くが、企業経営の良し悪しとか、合理性(理にかなっているかどうか)に関わるからでしょうか・・・、相対的に、そういう合理性を考えるのに必要な、よい意味でやわらかい発想とか、姿勢、空気が強いことが特徴だと思います(ほかの学科にそういう空気がないということではなくて、あえて相対的な傾向をいおうとすれば、です)。

そういうやわらかさは逆にいえば、ゆるいとみられたり、厳格さが足りないとみられる特徴なのかもしれませんが。

 

◇(1年次向けに)先生の授業ではどのようなことを教えますか?

石川先生:

2年生以上が履修できる科目として毎年、「財務会計論」を担当しています。

この授業では、会計をめぐる「駆け引き」、「虚飾」、「仕返し」、「とるかとられるか」、それと、「商人的な巧み」、「誠実」、といったことを損益計算書や貸借対照表からどうやって読み取っていけるかを考えています。

会計の数字は、なんとなくの日常的な直感で、かなり雑に、機械的に使われることもあります。

でも、そこからの誤解や反対解釈すらつきまとう分野だからこそ、きちんと勉強しておくと、ほかの人と差が出やすい領域でもあります。

 

 そういう分野の本領を知るには、少し厳格な仕組みの理解と、それを使いこなそうとする柔軟な発想の両方が必要です。

「理屈と現実」、「道具と発想」、「かたさとやわらかさ」、そういう両極にあるものを両立させるような・・・そんな能力を使ったり、高める意識を求められて、そして実際に高められることが、企業経営に関わる科目では比較的に多いという印象、先入観があります。

 

◇学科に所属することで、卒業するまでにどのようなことが身につきますか?

加賀田先生:

大学のHPにあるように、商学科では「ビジネス社会におけるプロフェッショナルとして活躍できる人材の育成」を目指しています。

 

学生の皆さんの多くは大学卒業後、ビジネスの現場の中で経験を積むことによって名実ともに「社会人(またはビジネスマン・ビジネスウーマン)」になっていくわけですが、商学科ではビジネスの現場に飛び込む前の段階で「ビジネスを科学する」という視点から現代ビジネスの最先端の知識を体系的に教育研究していきます。

 

適当ではないかもしれませんが、わかりやすく例えて言うならば、これから海に飛び込むことが決まっている人が、海に飛び込んでから溺れないで泳ぎ方などを経験、学習していくのではなくて、飛び込む前にそもそも「海とは何か」、「どうやって泳ぐのか」、さらに言えば、単に「泳げる」だけでなく上手く「プロフェッショナル」として泳げるようになるためにはどうすればよいかについて理論的体系的な知識を身につけておくというようなイメージでしょうか。

 

もちろん「実際に泳げるようになる」ためには「実際に泳ぐことの経験」が不可欠ですが、全く泳げない人が「経験・体験」からのみ「泳げるようになる」には多くの時間がかかります。

まして「プロフェッショナルの泳ぎ」に到達することは至難の業です。

むしろ泳ぐ前から「泳ぎ方」や「プロフェッショナルの泳ぎ」についての理論的な知識を学習しておいたほうが短期間でそれを実現できます。

 

よく挙げられる別の例えとして、囲碁やオセロなどの「定石」あるいは将棋やチェスなどの「定跡」があります。

駒の動かし方やルールを知っていれば囲碁や将棋を楽しむことはできますが、「定石(跡)」を知っているのと知らないのとでは戦局のその後の進め方や勝敗、上達度に大きな差が出ます。

 

商学科ではこのようなビジネスという大海原での「泳ぎ方」やビジネスの対局における「定石(跡)」に関する知識を体系的に学ぶことで、「アマチュア」ではなくビジネスのプロフェッショナルとして活躍できる人材となるための基礎理論・知識を身につけることが出来ます。

 

石川先生:

学生さんの意識しだい、取り組みしだいだと思います。

どこかの学科に所属すれば、どういう人間になるのかが自動的に決まるわけではないです。

それぞれの学科とか授業の特徴も、大学案内とかホームページ、シラバスに載っているので、できるだけ自分で調べて、自分で決めてほしいです。

だけど、もうそういう時代じゃないのかもしれませんね・・・。えっと・・・。

 

 やっぱり同じ(小さな)大学内、学部内ということもあって、所属学科だけで根本的に自分の針路が決まってしまうわけじゃないのは、たしかなはずです。

重要なのは「○○学科所属」という名目、肩書きじゃなくて、自分で主体的に、どの学科を、どういうふうに活用できるか、そしてそのために、いまなにを学んだり、身に付けたいと考えることができるか、だと思います。

就職先とか、社会へ出るときの方向性に傾向のようなものがあるとしたら、そういう活用が効いている、効かせられた結果であってほしいと思います。

 

 もちろん選択や結果は多様であってよいですから、とにかく大学1年生を終える頃にもなれば、少しずつでも「受動的に他人に導かれる側」から「能動的に自分を導く側」に進化することを意識してほしい。

学科はみなさんにとって、その進化を手助けする道具でしかないような気がしています。

 

 その見方からいえば、商学科や、手前味噌ですがとくに私が所属する会計学講座は、厳格さも柔軟さも、拘束も自由も、それらの両端を学びやすい場だと思います。

会計は一見、硬い秩序に支えられながら、意外にも、軟らかな発想まで取り込むような、自分で学んでいてもつねに立ち位置を揺らされるような、不思議な分野です。

 

◇学科のPRをお願いいたします!

加賀田先生:

大学のHPにあるように、商学科では、「商学・経営学・会計学の分野に高い関心を持ち、将来、プロフェッショナルとしてさまざまな事業の最先端で活躍したい、と考えている意欲あふれる学生」を求めています。

 

大学での学生生活は、えてして「講義に出席して話を聞いて、ノートを取って(あるいは試験前にノートをコピーさせてもらって)試験を受けて単位を取る…」というような受け身的なサイクルで回ってしまいがちです。

 

休みや空き時間を利用してバイトに勤しむのも社会勉強という意味では結構ですが、是非、時間のある学生時代に商学、経営学、会計学について興味のある分野の本をたくさん読み「自ら学ぶ癖」を身につけて下さい。

デキるビジネスマン・ビジネスウーマンは社会人になってからも例外なくよく勉強をしています

「自ら学ぶ意欲」を持ったビジネスのプロフェッショナルを目指す学生にとって、より実践に近い形で展開される商学科の提供する科目は、自身の今後のキャリアにとっても有益な知見を提供してくれるでしょう。

 

石川先生:

 商学科は、逆説的ですが、「自ら進んで考えて、取り組んで、そして悩んで、行きづまっていく学生さんほど、かえっていつのまにか、たくさんのあと押しを仲間や教員から受けていける学科」であること、そうあれることがよいと(あくまで個人的には)考えています。

 

 そういう方向性に共感したり、そこに自分の将来を見出してくれる学生さんが所属を志望してくださって、少しでもいっしょに勉強に取り組めたら、とてもうれしく思います。

私も負けないようにと、がんばれるからです。

 

加賀田先生、石川先生、ありがとうございます!!

 

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皆、商学科について分かった??

さ~て、残るは社会情報学科!

どんな紹介をしてくれるのかな♪

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