今日は、12月10日に行われた、教職研究会の様子について、報告するよ。
教職研究会は、商大を卒業した、中学・高校・大学の商業・情報・英語の先生方が集まって、授業実践や、意見交換をする会なんだよ。
今年は、根室や帯広など全道各地から約60名の先生方が集まったんだよ。
本学の有名な卒業生、伊藤整も現在の小樽潮陵で英語の先生をやっていたように、昔から教員養成では、有名だったんだ。
最初に100周年記念講演として、山本学長から商大の歴史と教員養成についての講演があったんだ。
商大の教育理念である「実学・語学・品格」を昔はどのように教育していたか、お話してくださったよ。
そのあと、先生方の研究・実践発表があったんだ。
深川東高等学校の櫻井先生が、「地方の小規模校での商品開発~その波及効果と課題~」という題で、前任の高校での取り組みを話して下さったんだ。
午後からは、名寄高校の大沢先生が“My reflections after studying in America, Canada and Australia”という題で、ご自身の留学経験を、恵庭北の吉田先生が、「H-TEP (北海道・カナダアルバータ州英語教育プログラム)に参加して~その後の取り組み~」という題で、カナダでの英語教授法を授業でどのように実践しているかをお話してくださったんだ。
大学院生の金子君も、修士論文の内容をお話したんだ。他にも、教職課程の学生も参加していて、先輩先生方の話に耳を傾けていたよ。
最後は、弦木先生が 「思考力・判断力・表現力を育成するために: 江差高校の取り組み~Esashi Five Stage」という題で、地方高校の取り組みについてお話があり、会は終了したんだ。
現在、阿寒高校で英語と情報を担当している、澤田先生(平成20年卒)にお話しを聞いたよ。
澤田先生:毎年、教職研究会では多くの先生方と情報交換をさせていただき本当に良い刺激を受けています。
商大のネットワークの強さを感じられる素晴らしい研究会ですね。
また、母校に帰ることで、自分の原点を見つめ直すことも出来ました。
教職研究会で得たエネルギーやアイディアを大切にし、また改めて頑張っていきたいと思います。
遠藤先生:今私たちが働いている学校には色々な特色があります。
例えば、大学や専門学校に進学する生徒が多い学校、就職を目指す生徒が多い学校などです。
学校や生徒の実態に即した中で、私たちは生徒のニーズに応えられる様、日々の授業作りをしていかなければなりません。
商大教職員の研究会では生徒の学力が高い・低いに関わらず、どの学校にでも授業実践に応用が利く 知識や知恵を学ぶことが出来ます。
足を運んでみると、平素の授業の反省を振り返ったりするなど、よい刺激が得られることでとても感謝しています。
いつか自分も一教員として、研究会の発表側に立って何か貢献できるようになりたいですね。
これからもたくさんの先生を輩出する大学として、頑張っていきたいね!
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